ブルーアーカイブ「空崎ヒナ」絆ストーリーの感想・レビュー -

仕事人間かつ自分の容姿を諦めているため私生活に無頓着で身体に無理をかけがちな少女を支える話。
空崎ヒナは常に膨大な仕事を抱え、仕事のために生きる仕事人間であった。
自身の炉利的な体躯にコンプレックスを抱いており敢えて仕事以外の事を見ようとしなかったのかもしれない。
そのような破滅的な労務形態は不摂生・不養生を招き次第にヒナの身体を蝕んでいった。
強がるヒナに対し先生は多少強引でもケアを施し身体的・精神的な支えとなったためヒナは先生に惚れ込んでいく。
ヒナが疲弊し人恋しくなった時にはすかさず先生が現れてヒナを甘えさせてくれるのである。

空崎ヒナのキャラクター表現とフラグ生成過程

他者に甘えられずに孤独になりがちなヒナを先生が癒す
- 空崎ヒナは仕事に生きる仕事人間。常に莫大な仕事を抱え仕事ばかりしている。そんなヒナは炉利炉利しい体躯にコンプレックスを抱いており、自分を可愛くないと自己卑下する傾向にあった。そのため可愛く着飾ったりオシャレをしたりすることに引け目を感じており、それが拍車をかけて仕事以外の事を見ようとしない、関心を持とうとしない、私生活に無頓着になるという一因にもなっていた。そんな破滅的な働き方をしている少女を我らが先生が放っておけるわけがない。権威ありお堅く規律のある少女に対してはちゃん付けで呼ぶのが我らが先生でありヒナに対しても当然ヒナちゃん呼びを決行する。そして当然の如く褒め倒すのであり。当初こそ、先生は巧言令色なおべっか遣いであると思っていたヒナだが、先生にそんな忖度できる賢さがあるわけもない。本心からヒナを褒めていることが次第に明らかになると、ヒナは先生にズブズブになっていくのであった。

先生への想いを深めていくヒナ
- 先生はワーカーホリックなヒナをケアするため度々遊びに誘い、ヒナもそれを嬉しく思うのだが、仕事中毒のヒナは大衆娯楽にイマイチ関心を持つことができない。一緒にウィンドウショッピングのデートをしても盛り上がれないヒナは自分をつまらない女と称し自己卑下するのであった。そんなヒナに対しそれもまた個性だと承認してあげれば効果はバツグン。ヒナといられることの幸せを語り好感度を爆上げしていく。デートの途中に入った喫茶店では注文する時ですらそのイチャラブっぷりを見せつけていた。先生と交流を重ねるうちにヒナは女としての恥じらいを見せるようにもなってくる。仕事で疲弊しきったヒナを見た先生は彼女を癒すために一緒にひなたぼっこをするのだが、ヒナは先生の股の間に挟まりたいとねだり、密着してくる。まったりしかけるヒナであったが先生に匂いを吸われた時、仕事が続いて入浴していなかったことに気付く、自分の体臭を気にし出すのであった。メモロビでは完全に先生に気を許しており、自分の寝姿を晒せるほどの関係になっている。徹夜が続いたヒナを心配する先生だが彼女は一筋縄では睡眠をとってくれない。そんなヒナを寝付けるために先生はヒナを優しく愛撫していく。先生の手つきに身を委ねたヒナはこのまま落ちてしまっても良いと思い、先生の顔を見ながら寝入っていく。

海イベントで情交を重ねるヒナ
- 海イベントではなんと小5時代からのスク水を披露してくれる。炉利高校生が以前の学校のスク水を海に着て来る展開は『らきすた』や『のんのんびより』などでよく見るパターン。しかもリアルにJSと勘違いされてしまい迷子センターに連れていかれ先生に保護者として迎えに来てもらうという鉄板ネタをやってくれるぞ。そんなヒナは海でもお仕事に忙殺される。先生と二人きりでホテルでスク水を身に纏い二人で仕事に専念。5時間ほど働くがヒナは先生が付き合ってくれたことに満足し夕飯を食べに連れて行ってくれるだけでもきゅんきゅんする。また今度こそ海で遊ぶぞと気合いを入れて早起きし仕事を午前中で終わらせるが、その反動で寝入ってしまう。起きた時には後の祭りであったが、先生はヒナをずっと見守ってくれていた。夜になりもう既に海には入れなかったが、ヒナは先生と一緒に夜景を堪能し、想いをさらに深める。

バレンタインで勇気を出して手作りチョコを渡すヒナ
- バレンタインイベントでは先生の残りの時間を独占するため、1日の最後に先生を呼び出す。あのヒナがなんと手作りチョコに挑戦。大衆的なイベントに無関心であったヒナが先生の為に俗世に染まり一生懸命チョコと格闘した形跡があちこちにあった。ヒナが作ってくれたチョコはカタチこそ歪であったが、その愛情は何倍もあった。ヒナは自分のキャラじゃないとか、チョコの見た目が可愛くなかったとか色々と渡す前には臆病になっており、勇気を振り絞って先生に渡したのである。先生はそのチョコに狂喜乱舞し、ヒナは取り越し苦労であったと安心し、美味しく食べて欲しいとお願いしてオチとなる。渡す前に先生に耳元で囁かれメス堕ちするヒナちゃんかわいい。そして1日の最後であり美味しく食べてと言っていることから、らチョコと一緒にヒナごと食べられたファンアートやusihonも登場した。