雑録

さかあがりハリケーン 「守永ゆかり」シナリオの感想・レビュー

姉さん女房幼馴染に罵倒されるシナリオ。
生まれたのは一ヶ月しか違わなくてもそれが学年の差となれば違いは大きい。学年の壁・能力の壁・男女の壁・異性の壁の圧力に屈し、ゆかりは巧と対等であることを避け、年上で管理者であることに逃げを見出した。そんな姉さん女房と恋人として懇ろな仲なるまでのを描く。しっかし「幼馴染姉さん女房の心情を描くシナリオ」において、終盤での涼とゆかりの和解のシーンはとってつけたかのようで大雑把。過去編は涼シナリオで描かれるのだと思うけれど、それならルート規制をしっかりやって欲しいもんだ。あと巫女ックスがない。



守永ゆかりは巧の幼馴染。巧の保護者を自称して色々と世話を焼きたいお年頃。独占欲のために巧を自分の管理化に置こうと、お目付け役を買って出て会長特権で委員長にまでさせてしまう強引さ。プラスチックのバットを持ちて、巧の尻をなぐってばっかりの毎日。巧が人心掌握もせず自分勝手に振舞う様子を徹底的に忌み嫌うが、それは過去に何かがあったから。・・・という雰囲気を滲ませるがゆかりシナリオでは何も語られず。ゆかりのことが気になる巧だが幼馴染として親睦が深まったら全てを語ると告げられ、そこからゆかりの好感度をあげる日々が始まる。ゆかりの朝ごはんを作ったり、一緒に買い物にいったり、学園祭の準備をしたりとキャラゲーよろしくテキストで魅せろ!!公私を使い分ける生徒会長と幼馴染のギャップがウリですか?学園祭が終わり生徒会長としての任務を解かれたときには喜び爆発!!一仕事終わり肩の荷が降りればそりゃー乳繰り合いたくなるってもんですよ。では、懇ろな仲になったところでゆかりの過去を聞かせてもらおうじゃないか?



・・・あるぅえ〜過去語りが始まる雰囲気が全然ないんですけど〜。ふんふん、受験勉強を控えたゆかりに無理をさせたくないから神社の仕事はサブヒロインメンバーズに任せてしまう巧に寂しさを覚えてきゅんきゅんしちゃうゆかりは可愛いなぁ。それで受験前日に電話がかかってきてえっちしたいと早急に駆けつけるもそこには巧が居らず嫉妬しちゃうゆかりも微笑ましいなぁ。で、過去のはなしはどうなったんだい?いきなり、巧はゆかりの過去のトラウマ、大切であった友情を卒業前に取り戻してあげようと画策しているわけだけど。巧がゆかりの過去に気づく描写なんてほとんどなかったのにイキナリとってつけたかのように涼を召還し、二人の和解を演出。見てる側としてはヲイヲイいきなり和解とか言われてもついていけませんよ。何があったんだ!?ゆかりは俺に何も語ってくれなかったじゃないか!?巧はいつ気づいたんだ!?クリック連打で見逃したのか!?それとも涼シナリオで二人の過去をやるから端折ったのか?本当はフラグ規制があって涼ルートやんないとゆかりルートにはいれいかとかじゃないのか!?と突っ込みながらエンディングが流れる。



え〜と、エンディング後のやりとりから類推するに、ゆかりにとっては過去は既に諦め折り合いをつけたものであって、現在は巧だけを見ていたと。で必要だったのは巧との過去だったと。ゆかりが欲しかったのは巧とのかつての思い出「プラスチックバット」であったとネタ晴らし。幼少期、巧と過ごすうちに自分は対等な関係でいられないと悟ったゆかりは保護者としての道を選び、中学で別れるときに制裁の証として巧からプラバットを贈呈されたのであった。ゆかりはそのエピソードを大切に抱き、涼との和解を演出されるよりもプラバットエピソードを巧に思い出して欲しかったそうな。大学進学後もふたりのノリは相変わらず。尻に引かれた巧を涼がおちょくり、ゆかりが制裁という乳繰り合いは続いていくよ!!ということでハッピーエンド。巫女モノなのに巫女ックスがないとはこれいかに!!