雑録

アメイジング・グレイス 体験版フルバージョンの感想・レビュー

ループもの。「世界の終わり」をループして救え。スマガ・まどマギ・まじちゃみと同系統。
(と、いうか『Magical Charming!』とシナリオと原画が同じ人で、なおかつテーマも同じ・・・)
体験版第一弾でウリであった絵画史とアトリビュートの話はどっかへすっ飛び全く触れられず。
第一弾の終幕の「リンゴ」が重要なアイテムで、このリンゴがループ開始の始点となり、12/2〜12/25を繰り返すことになる。
青髪ヒロイン:ユネが得た力が、ループの始点に主人公くん(記憶を継承した状態)を飛ばすことができるというもの。
そのため精神世界にユネ(1周目)は取り残され、主人公くんはループ世界でユネ(n周目)と出会うことになる。
体験版第二弾では4回ループに失敗し、製品版からはキャラ攻略を行うことで世界を変えることを試みることになる。

バッドエンドを回避するためループを繰り返して世界改変を目指す


  • 1周目
    • 体験版第一段では、「マレビト」の役割を持つ記憶喪失の主人公くんが、メインヒロインと一緒に禁断の果実(リンゴ)を食べたところで幕を閉じました。体験版第二弾の冒頭では、何事もなかったかのようにそのまま寮で目覚め、日常が続いていきます。体験版第一段の時点ではループモノだとは明示されておらず、滅亡後のセカイに残存した芸術都市といった側面が押し出されており、絵画の絵解き講座がプレイヤーを引きつけていました。しかし体験版第二弾では、よくあるループモノになってしまうのです!!1周目では12月25日に行われるクリスマス&文化祭を目指して日常生活を送っていくのですが、文化祭終了後に都市国家でテロが起こり大混乱となります。まさに「世界の終わり」が訪れたのです。自分たちが住んでいた街が壊滅した様子を見て、「やり直し」を願った主人公くんとメインヒロインは精神世界に引き上げられます。そこでは禁断の果実を食べた効果により、メインヒロインに「主人公くんを過去に送り出す力」が備わったことが判明します。一方で、主人公くんは「過去跳躍しても記憶を継承する力」を手にします。つまりメインヒロイン自身は過去に行けず、過去に戻れるのは主人公くんだけ!!このことをシナリオ内では、メインヒロインが「弓」、主人公くんが「矢」として例えられています。メインヒロインは精神世界に閉じ込められたままであり1周目のままの状態で取り残されるので、なかなか辛いところです。


  • 2〜4周目
    • 当初、主人公くんは過去改変を甘くとらえていました。そのため2周目は街の災害が人為的なものとは想定できず、防火対策に注意の喚起を促す程度で終わり、災厄を防げません。3周目は爆弾探しをするのですが、全てダミーであり、またもやテロが起こります。4周目はバタフライエフェクトを狙って主人公くんがキャラ変更路線をするのですが不発に終わりました。この時点で、メインヒロインは主人公くんを過去に送る際に、誰か他の人物も付随して送っているようだとの考えに至ります。すなわち主人公くんの過去改変を防ごうとする人物がおり、それは主人公くんの身近な人物であると指摘するのです。こうして、5周目からの過去改変の方針として、周回数総当たりで身近な人物と親密な関係になれば犯人が特定できるのではないかという仮説を立てます。こうして主人公くんはキャラ攻略に乗り出すのでした。
    • ループの伏線としては、メインヒロインがループの力を発揮するには回数制限があり、命を削ってるんじゃないかなーと匂わせる描写が出てきます。また主人公くんは記憶を失くす前は、ヒロインたちの先生だったことが断片的に示されています。それと世界改変に成功した場合、精神世界に取り残されたメインヒロインは一体どうなってしまうのかという問題もあります。これってステディーな関係になっても、事件と関係性がないなら災厄が起こるのでループせざるを得ず、関係性をリセットし、別の世界線では違うキャラを攻略しなければならないので、結構鬱々しい展開になりそうですね。