『電子処女が現れた!コマンド!? 体験版』の感想・レビュー

リアル女子が苦手な主人公の前に画面から飛び出したVtuberFPSをする話。
鈍感難聴主人公がリアルでも賛美しているのに気づかないフリをしてスルー。
Vtuberもひたすら主人公を持ち上げ賞賛していくので少し辟易してしまうかも。
さらにピンヒロインものなので独特な声優の演技をひたすら聞き続けることになる。
物語の大きな目的はプロゲーマーの主人公がFPSのソロ戦大会に挑戦すること。
主人公はVtuberとの生活を通して腕を磨き尊敬する先輩選手に勝てるのでしょうか!?

リアルに飛び出てきた独特な声のVtuberFPSしようぜ

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  • 現実世界に創作物のキャラが出現するパターン
    • 主人公は学生プロゲーマー。過去のトラウマによりリアル女子が苦手となり二次に走り、それがきっかけでプロゲーマーに成ったという経緯を持ちます。そんな主人公の目の前に、なんと画面の中から大人気Vtuber「遥カナタ」が飛び出してきます。主人公は職業としてゲーマーになったので義務的にゲームをこなすようになり、最近ではツマラナイと感じるゲームを嫌々しなければならないことに閉塞感を感じていました。それゆえVtuber遥カナタがとても楽しそうにゲームに興じる動画配信を見て癒されてきたのです。そんな折、主人公の前に自分の大好きなVtuberが現れたということで、嬉し恥ずかし共同生活が始まります。Vtuberカナタは初めてのリアル生活にテンションMAX。主人公がしてくれる行為を誉め讃えまくります。さすがにこれは美人局を疑ってしまうレベルであり、さすおにに並ぶくらい些細なことで賞賛されます。
    • 主人公はプロゲーマーとしてFPSの大会を控えており、最近はもっぱらそれに備えて腕を磨いてきました。その競技はソロ大会であったため、Vtuberカナタと一緒にゲームをすることは時間の無駄かなと頭によぎりつつも、断ることができません。これが大事な伏線っぽくて、Vtuberとのゲームプレイが吉と出るか凶と出るかが楽しみです。ちなみにVtuberカナタが画面の中の二次に戻ってチートプレイをすると主人公がガチ説教をかましたりしもします。
    • プロ大会において主人公のライバルとして設定されているのが、紙装甲だけれども素早さが高いキャラを使うことで名を馳せている先輩熱血プロゲーマー。主人公はこの先輩プロゲーマーを大いに尊敬しており、配信動画ではそのプレイに惚れ込んでいます。それはもうVtuberカナタが嫉妬してしまうくらいに。主人公はこの先輩ゲーマーとの対戦成績で負け越しており、どうにかリベンジを果たしたいところ。Vtuberカナタとの生活は、このゲーム大会にどのような影響を与えるのか!?といったところで体験版はお開き。
    • テンションマックスのアゲアゲなキャラを独特な声の声優が演じており、さらに本作はピンヒロインものなので、ヒロインの声はこの妙に癖のある声のみを延々と聞き続けなければならないので、慣れるまで大変そうかもしれません。

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2020年4月発売 ノベルゲーム感想・レビュー集











cf.ノベルゲー感想・レビュー集