キタサトコンビが友情を確かめる百合的な話。主役はマチカネタンホイザの努力話。
意気揚々と新しくトレセン学園に入学してきたキタサトコンビ。
しかしトレセン学園は予想より遥かに厳しい学園だったことを知る。
それを2人に気づかせるのがマチカネタンホイザの役割。
どんなに努力しても勝てないがそれでも努力し続ける姿を見せつけるのだ。
修羅の国に恐れおののくキタサンブラックだがサトノダイヤモンドの百合が救う。
努力し続けることを諦めないマチカネタンホイザを見るキタサトコンビ
- 評価規準が「レースで勝つ」ことしかないウマ娘たちの苦悩
- 今回のシナリオは新しくトレセン学園に入ったキタサトコンビが、1位になれない脇役キャラ達を見て厳しい現実を知り慄くも、二人で乗り越えていこうと約束を新たにするという話です。ナイスネイチャやツインターボ、マチカネタンホイザたちが出てきます。個別ルートに入れなかったナイスネイチャのスレっぷりが光ります。自分たちは脇役なんだという諦念。(※ナイスネイチャシナリオではこの諦念を如何に覆すかがテーマになりグッとくる展開なのでおススメ)
- 今回の場合はナイスネイチャではなく、マチカネタンホイザにスポットライトが当たります。キタサトコンビはある意味マチカネタンホイザのことを侮っていました。しかしマチカネタンホイザの手帳を垣間見たことによって彼女がどんなに努力しているかを知ることになるのです。レースでのストラテジーとタクティクス、日々の効果的なトレーニングの創意工夫などの凄まじい努力を目の当たりにします。レースで勝てないマチカネタンホイザすらこれほどの鍛錬、況や1位になるウマ娘をや。
- 以上によりキタサンブラックは如何に自分がノー天気であったかを痛感するのです。何も考えずにフツーに努力すればフツーにレースに勝ててフツーに輝けるものだと思い込んでいたのです。現実を知ってビビッてしまったキタサンブラックを支えるのはサトノダイヤモンド。ライバルがいれば怖くない。ライバルがいるからこそ切磋琢磨できるのだと、キタサンブラックにライバル宣言をするのです。キタサンブラックは過去に自分が前を走っていたものの今は対等に並ばれていることを知り、改めてサトノダイヤモンドと約束を交わすのでした。
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