【感想】ブルアカTVアニメ11話「【速報】先生、イオリの足を舐めてバッドエンドを回避する」

ブルアカの最重要分岐点である「イオリの足」イベントで無事にフラグを満たした先生の話。
ゼロ年代泣きゲーの如くブルアカの生徒達は外的・内的に様々な問題を抱えており救済を欲している。
彼女達の救済を行い、トラウマから解放することがバッドエンドを回避するための条件なのである。
ゲヘナ学園風紀委員会の場合それがちょっと複雑で彼女達は生真面目で芯が強く真っ当な生徒なのだ。
だが硬い鉄ほど靭性が無くなり限界を超えるとポッキリと折れてしまうというのがゲヘナ風紀委員。
それ故、彼女達には誠実に対応するだけでは駄目で、やわっこくときほぐしていく必要性が生じる。
その具体的な手段の象徴が、イオリに対しては「足を舐める」ことであり必要な行為だったのである。
通常ではイオリの提案を誇張表現と受け止め、選択肢すらでないのだが今の先生は違う!(ギュッ)
無事にイオリの足を舐めるイベントをこなしてフラグを満たし、バットエンドを回避した。

ゲヘナ学園風紀委員のメンタルクラッシュを回避し少女救済を行うための手段としての先生の奇行

足を舐めろと君は

今回のブルアカは最重要分岐点が扱われた。黒服と先生の舌戦?それは違う。確かに黒服が唱える資本主義の最高段階としての帝国主義的思考により社会的弱者が搾取されるこの世の中の原理に対し、大人としての責任を果たして生徒を救うという先生のシーンはムネアツに描かれていた。黒服はあくまでも合法性を尊ぶので先生が拒否すれば何もできなくなるため、先生が誘いを断ったことでホシノの居場所を教えてもらえて、いよいよ最終決戦となるという展開である。だが今回最も注目すべきポイントは「イオリの足を舐める」イベントである。これは単なる先生の変態的な奇行なのではない。バッドエンドを回避するための超重要イベントなのである。
 

イオリの足に唇を捧げる先生

ブルアカの生徒達は多かれ少なかれ外的・内的に様々な問題を抱えている。高校生というシュトゥルム・ウント・ドラング(疾風怒濤)の時代なのだから当然である。その問題を解決することが大人としての先生の責任であり、トラウマ解放がカタルシスを生む。すなわち少女救済がテーマに据えられているのであり、これがゼロ年代泣きゲー鬱ゲーをプレイしてきた層に刺さっているのだ。ゲヘナ学園風紀委員会の生徒達は至極真っ当であり、一見すると問題を抱えているようには見えない。だが彼女達の生真面目で職務に忠実すぎる思考がメンタルを蝕むのである。フツーに周回しているとこのことに気付けない。寧ろ彼女達は表面的には誠実な対応を好むので、先生が真っ当な行動を取ると好感度は爆上りするのに、メンタルの綻びを見つけ出すことが出来ずバッドエンドに陥るという構造を持っているのだ。
 

先生に足への接吻を受け、絶頂するイオリ

そんな複雑な精神性を持つ風紀委員生徒達に対して先生は何ができるのか。導き出された答えが変態的な奇行に走ることであったのだ。大人としての責任を果たそうとする優しく誠実な先生が、敢えて突拍子もない行動に出ることで、生真面目で堅物な風紀委員生徒達は人生ってもっとシンプルに感情を出していいんだと気付くのである。したがって先生は、ヒナには頭皮を吸って彼女のコンプレックスでもあるネオテニーを肯定し、アコには四つん這い首輪お散歩を決行して彼女のワカラセて欲しいという感情を満たし、チナツには温泉で混浴して彼女の苦労性な性格を解き放って浴衣で同衾し、イオリには足を舐めるその他を行い彼女の自分を見て欲しいという隠された心の奥底にある承認欲求を満たすのである!
 

ヒナ委員長に足を舐めている所を見られるイオリ

以上により、イオリ登場時に足舐めイベントが発生しなかったことでアニメ版ブルーアーカイブはバッドエンドに至りプレ先ルートになるのではないかとも推察された。だが今回、しっかりばっちり思った以上にがっつり先生はイオリの足を舐めたのであった。やったねイオリ!これでバットエンド回避だよ!口の中にイオリの足をつっこんだままフガフガと喋り、ヒナに見つかっても誠意を見せ続けた先生をご覧ください。ヒナちゃんは一瞬驚いていたけれど、自分もやって欲しそうにしていた。エデン条約編で自分も先生に足を舐められたかった!とか言い出すヒナがファンアートで多く見られたのも良く分かります。

次回はいよいよホシノ救出大作戦。イオリの足を舐めたのでバッドエンド回避は確定だし、ホシノを救いに行きアビドスの絆を深める感動をみんなで味わおう。6/19(水)にはちょうどホシノ過去編の更新もあるよ!

ヒナが来ても平然とイオリの足を舐め続ける先生
これはイオリの足舐めを見て自分もして欲しいと思うヒナ
視聴者たちの気持ち