ブルーアーカイブ「キララとエリカのキラキラな日」の感想・レビュー

青春を求めて部活に入りたくなったキララが美味しい所だけ味わうキラキラ部を結成する話。
帰宅部のキララはその場限りの享楽に耽り、刹那的な快楽を得て毎日楽しく過ごしていた。
だがある日部活モノのコンテンツに触れ、自分も部活がしたくなり、体験入部をしまくることに。
各部活を楽しむキララだが、一つの部活に入ったら、そのことしか出来なくなることに不満を抱く。
部活の楽しい所など表面的な一部分であり、実際には修練的な側面が強いからね。日本の部活。
そんなわけでキララは美味しい所だけを良いとこ取りするキラキラした部活を結成することに。
その名も所謂「キラキラ部」であり、毎日違うことをやって刹那的な享楽に耽る部活を爆誕させた。

部活に入ったらそれ一本で違う事できないじゃん。だったら色々なことを楽しむ部活を作っちゃえ☆

部活系コンテンツに触れたので部活したくなったキララ

青春という刹那的な享楽を楽しむJKの話。義務教育が終わったけれども、成人になり社会に出て働くにはまだ早い。そんなモラトリアムの期間が高校生活であり、日本では青春の代名詞とされる。10代後半という生物学的にも一番パワー漲る時期を兵役や労働以外に注ぎ込むことができるのだ。キララは毎日の生活を楽しく遊んで暮らしており、充実した毎日を過ごしていたが、どこか物足りなさを感じていた。それが部活であり、帰宅部である彼女は部活系コンテンツ作品に触れたことで、自分も部活がしたくなったのである。そんなわけで金魚の糞としてついてくるエリカをお供にして色々な部活の体験入部を行うことになる。

シナリオの機能的役割としては外部から各部活がどのように見えるかということであり、美食研・風紀委員・温泉開発と戯れた後、万魔殿・給食部・救急医学部に体験入部する。万魔殿ではマコトを認識せずイブキと遊び呆けて終わり、給食部ではトンデモ魔獣開発になってしまい、救急医学部では不良の怪我人が逃げ出さないように世間話をして引き止める役割を担う。

様々な部活を楽しんキララだが、最終的に出した結論は既存のどの部活にも入らないというもの。部活に入ったらそのことだけしかできなくなるので、様々なことを楽しみたいというキララの本意ではないというのだ。じゃあ無ければ作っちゃえ☆ということで、キララは毎日の刹那的な享楽を楽しむキラキラ部を創設するのであった。これからメッセージウィンドウの所属欄がキラキラ部になるんですかね。

尻軽であり毎日同じことはしたくないというキララ
刹那的な享楽を楽しむキラキラ部の結成である!