札幌でアイヌ料理のランチが食べられる唯一のお店「ケラピリカ」!

ケラピリカという店で「オハウ定食」を食べたという話。

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オハウ定食

ケラピリカの場所はココ

時計台のすぐ近く! 古久根ビルの地下1階です!
 

ケラピリカ関連の写真

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外観・看板・店の入り口

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メニュー&店の雰囲気


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いなきびご飯&オハウ(汁物)

コンテンツ・ツーリズムと「食」

  • コンテンツと食の特需
    • コンテンツツーリズムでは「食」がポイントになる場合も多い。デレステSS3A前橋の時には「ころとんのしっぽ」が大ブームを巻き起こし、デレマス7th名古屋では「いちごパスタ」を求めて行列が作られ、艦これ130th kure 2019ではコラボ店でもないのにお好み焼き「飛龍」がお好み焼きを1日200枚以上売りあげた。このようにしてコンテンツ作品と食べ物は切っても切り離せない関係にある。

  • 「海空のハル」
    • 札幌のアイヌ料理店の一つ目は、「海空のハル」である。このお店は、アイヌの伝統的な家屋「チセ」をモチーフにした部屋で、アイヌ料理を食べられることが有名である。だがしかしここは17時から営業開始であるため昼食時には行けない。そして目玉商品である「アイヌの伝統食セット」は1日8食限定2380円であり(2019年11月11日現在)、しかも前日までに予約が必要なので、ちょっと敷居が高いかもしれない。本格派であることは間違いなく、「旧白老アイヌ民族博物館・ルイカプロジェクト」というアイヌ文化を広めるための企画とのコラボなので、折り紙つきである。

  • 「ケラピリカ」
    • もう一つ、札幌でアイヌ料理を食べられるお店がある。それが2019年5月にオープンした「ケラピリカ」である。今回はここに行ってきた。このケラピリカはもともと関西にあったそうで、アイヌの血筋を引くシェフが、時計台の近くに移転してきたのだとか(伝聞)。
    • ケラピリカはランチタイムも営業しており、予約をしなくとも「オハウ定食」を980円で食べることができる。オハウとはアイヌの汁物である。しかも儀式の時に振舞われていたという「いなきびご飯」はお代わりをすることができ、私も特盛でお代わりをした。店内はアイヌの伝統音楽が流されており、アイヌの歌と踊りを披露するためのステージにはアイヌ情緒を感じ取れる民芸品が飾られている。料理に加えてロケーション代と考えても980円はリーズナブルではなかろうか。勿論、料理もおいしい(※個人的な感想です)。私が食べた「本日のオハウ」は鮭のオハウであったが、野菜もたっぷりで鮭とマッチしていた。そのほかにもサラダ、小鉢、おかずがついてくる。おかずはアイヌ料理かどうかは分からないが「豆腐にホルモン」で、これが独特な味わいを引き出しており、ご飯がススムのであった。