ゆるキャン△SEASON2 第6話「大間々岬の冬」の感想・レビュー

顧問説教回。冬キャン慣れによる油断で凍死しかけて顧問から説教を食らう。
休日出勤してたら生徒が問題起こして教員が駆り出されるのは良くあること(ホントウ)。
セルフツッコミしてたが学校の部活で生徒の宿泊場所知らないのは教員が処罰される対象だよなぁと。
しかしゆるキャン△はそういうアニメではないので説教は数秒で終了!
顧問がソッコーで酒浸りになり有耶無耶となり山中湖キャンプ楽しかったねエンド。

顧問大変だよなぁと思う反面、事前に宿泊場所の把握と装備の指導してなかったんかい

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  • 学校の部活の顧問はとてもつらい
    • 【1】野クルの創始者大垣&犬山+斉藤の3人で山中湖へ冬キャンしに行く話の後編。購入したキャンプ用品を早速使ってみたくなり、薪の購入は後回しにして岬へGO!ラジコン飛行機で楽しむおじさん達を横目にホットバタードラムカウなるカクテルを飲んでまったりします。天気の良い冬の日中に自然の中で舌鼓をする幸せが描かれていきます。
    • 【2】しかしながら、そんな幸せは長くは続かなかった!なんと標高差を考慮にいれていなかったメンバーたちは夕方頃からの気候の急変に適応できなかったのです。ピンチを前にして何とか打開策を練る大垣達。鍋食って焚火して冷えないうちに寝袋に入ってカイロ入れて寝る戦略を取ります。高温カイロと段ボールを入手すべくコンビニに走る大垣。一方の犬山と斉藤は管理人が帰ってしまって薪を買えず途方にくれます。そんな窮地を救ってくれたのがお隣のキャンパー親子。ストーブ持参で冬キャンも抜かりなし。走ってコンビニから戻ってきた大垣も迎え入れ、難を逃れます。
    • 【3】野クルたちが人心地ついたところで、志摩リンから一報を貰った顧問教員も駆けつけてきます。ここから始まる顧問の説教が今回のハイライト。野クルの装備では山中湖の冬の夜は越せないと生徒たちを叱ります。下手したら死んでたしね。学校で生徒が死ぬとマジでトラウマになる。吐きそう。休日出勤で仕事してたら生徒が問題起こしたということで駆り出されることはよくあったので、野クルの顧問教員のつらさもよく分かります。PTSDが発動しちゃいそう。吐いた。けれどもこの顧問、自分が担当する部活の生徒の宿泊先も知らなければ、装備の指導も怠っていたのである!!いやキャンプ行くって聞いたらどこ行くのかくらい聞いておけよ!と視聴者たちは総ツッコミしたことでしょう。教員自身もセルフツッコミしてました。おそらくシナリオとしては慣れによる油断に対して警鐘を鳴らすことをテーマとしており、冬キャンでは事前に標高と時間の変化による温度変化にも注意しなければダメよということを描きたかったのでしょう……。
    • 【4】しかしまぁ、ゆるキャン△はそういう学校の部活問題を描くことが目的ではありません。長引かせないように秒で終了します。隣のキャンパー親子のお父さんに誘われた顧問教員はソッコーで酒浸りになるというギャグ的展開で説教後の雰囲気を一掃するのでした。その後は和やかなムードでもつ鍋やきりたんぽを美味しくいただきます。うまそう。顧問教員の車中泊で一夜を過ごした野クルたちは日の出前に起きだして払暁の湖を堪能。さらに朝日を迎えて感動するのでした。ハッピーエンド。EDでは早朝からワカサギの天ぷらをする様子も描かれます。

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