雑録

ひぐらしのなく頃に業 第20話「独房にぶち込まれた沙都子は梨花が自分を売ったと思い込み自分の選択肢を悔恨しやり直しを望んだ」の感想・レビュー

高校デヴューに成功した梨花にとって田舎臭い故郷は汚点にしか過ぎなかった。
沙都子は変わってしまった梨花に昔ながらの方法で接するがそれは逆効果であった。
罰として独房に入れられた沙都子は梨花が自分を売ったのだと思い込んだのである。
それでも沙都子はお嬢様学校を辞めることなくJK2まで進学した。
落ちこぼれが集まる特別クラスで鬱屈した日々を過ごす中、魅音から同窓会のお知らせ。
雛見沢で昔懐かしき楽しい時間を過ごすも、かつて過ごした居場所は荒廃していた。
オヤシロ様の宝物庫にいざなわれた沙都子は羽生(改)と出会いカケラ渡りに巻き込まれる。

梨花にとって雛見沢は捨て去られるべき過去、沙都子にとって雛見沢は自分の生きるべき大切な土地

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  • お嬢様学校に入ったことを後悔しやり直しを望んだ沙都子が同窓会で里帰りをして見たものは荒廃した自分の居場所であった
    • 沙都子がお嬢様高校に入った理由は全て親友である梨花の願いを叶えるためでした。しかし梨花は新たなステージを求めおり、そこに上がってこない沙都子を切り捨てることになります。(と、いうか梨花は100歳以上生きているのに、沙都子をこのようなお嬢様学校に入れることが彼女の幸せに繋がると本当に思ったのだろうか?。郷壊し編の梨花は自分の都合を優先させる身勝手なクソ女にしか見えないぜ。)
    • 梨花が変ってしまったことを理解しようとしない沙都子は昔ながらのコミュニケーションしか方法を知らず、それが梨花と断絶するきっかけになってしまうのです。トラップをしかけた罰により独房に入れられた沙都子は梨花が自分を売ったのだと思い込み、ついに過去を後悔しやり直しを望むようになります。梨花に誘われたからといって自分の意志にそぐわない行動をとってしまったことを悔恨するのです。梨花は沙都子の意を汲んでくれた事など無く、自分の願望を沙都子に押し付けていたに過ぎなかったことにようやく気付くのです。沙都子の心は雛見沢にあったのでした。
    • 時は流れ、JK2へ。諾々と時を過ごした沙都子は案の定落ちこぼれがぶち込まれる特別クラスに流刑されることとなり、それでもお嬢様高校を辞めることなく鬱屈した日々を過ごしていました。そこへ魅音から同窓会のお知らせ。雛見沢分校に集まり部活しようぜ☆となります。故郷の田舎臭さを毛嫌いしお高くとまった梨花が無理やり過去のような口調を演じる痛々しさが溢れ出てきます。一方、沙都子はお嬢様学校では否定される自分の在り方がかつての仲間たちから受け入れられることで一時の救いを得たのです。昔懐かしき気の置けない仲間たちと久しぶりにはしゃいだことはかえって沙都子の郷愁を色濃くします。一人で雛見沢を巡る沙都子が目にしたものは、すっかり荒廃してしまった自分の居場所でした。進学先のお嬢様学校にも馴染めず、だからといって故郷にはもう戻れない。沙都子が梨花と過ごした日々は葬り去られてしまったのでした。こうしてショックを受ける沙都子は何かにいざわれるかのように宝物庫へ導かれ、そこで羽生(改)と対面することになります。カケラ集めの世界にようこそ!こうして沙都子もループする存在となり、再び過去の雛見沢へと舞い戻る機会を得たのでした。

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