まさかの逆ナン。バブミ系ウマ娘が自分で新米トレーナーを育てていく話。
スーパークリークは引く手あまたの超優秀ウマ娘であった。
そのため一流トレーナーから声を掛けられるも自分で新米トレーナーを選んでしまう。
新米トレーナーはお世辞にも有能とは言えなかったが、それが母性を刺激したのだ。
スーパークリークシナリオでは「逆育成」が物語の主題となる。
ウマ娘が自分で新米トレーナーを育てていくのだ!
- バブミ系特化型超お世話好きオカン
- スーパークリーク√で題材となるのは「バブミ」。主人公トレーナーがウマ娘によってひたすら甘やかされます。よくここまで振り切ったなと思えるキャラ造形であり、いい歳した成人男性を公衆の面前で赤ちゃん扱いしてくるので、ぞっとしないかもしれない。
- そしてスーパークリーク√の醍醐味となるのは「逆育成」です。ウマ娘はトレーナーが自分の愛馬を育てていくことを主眼としたゲームなのでしょうが、スーパークリーク√ではその立場が逆転しているのです。ウマ娘が、トレーナーを育てるというギミックです。おそらくこれを成し得ることができるのはスーパークリークがバブミの権化だからであり、キャラ属性をシナリオ構成に巧みに組み込んだと言えるでしょう。それ故、二次元キャラクターにママーと言える人達にとっては突き刺さる内容なのではないでしょうか。藤子不二雄異色短編集でもバブミを題材とする話があったよな。
- 物語の軸として用意されているのは、一流トレーナーによる引き抜き。スーパークリークのことを諦めきれない一流トレーナーは、主人公に勝負をしかけてきます。誘導尋問的に主人公が負けたらスーパークリークを渡すことを承諾させてしまうのです。後悔しかける主人公トレーナーでしたが、スーパークリークは主人公が自分のことを求めてくれたことに他者需要願望を刺激されてきゅんきゅんし、圧勝するのでした。その後、主人公トレーナーはバブミから自立しようとするのですが、スーパークリークにとって必要なのは「お世話される存在」だということに気付きます。こうして主人公は一生スーパークリークのバブミを受け入れる決意をしたのでした。比翼連理の相互依存。バブミはヤンデレの変化球なのかもしれない。
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