ウマ娘「栄冠のパティスリー」の感想・レビュー

製菓コンクールで勝ちたい気持ちを表現したカップケーキタワーを作る話。
いつものイベントストーリーの如く理事長から学外行事募集のお知らせ。
今回はお菓子作り。学び舎をテーマにレシピを開発し製菓作業を競うことになる。
エイシンフラッシュは主催者が実家の取引先企業であるため恩返しとして参加する。
ミホノブルボン友チョコ作成を目指しておりスキル向上のために参加する。
二人に力を貸すのがバクシン、ニシノ、ジョーダンという委員長炉利ギャルトリオ。
異色の三人組の生活を調査した二人は学園の象徴を「勝ちたい」気持ちで表現する。
結果は2位に終わったがブルボンのスキルは向上し見事ニシノに友チョコを手渡す。
(ライスにも渡すシーンを入れて欲しかったのは私だけではないハズ。ブルボンライス)

ツッコミ役不在のフラッシュブルボン。タイムキーパーと演算思考で息はぴったり。

f:id:r20115:20220128222132j:plainf:id:r20115:20220128222136j:plain

  • フラッシュブルボンがバクシンニシノジョーダンたちとお菓子作りをするそうです
    • 今回の学外行事はお菓子作り。実家がケーキ屋のエイシンフラッシュは勿論のこと、ライスたちに友チョコを渡したいミホノブルボンが参戦。さらに助っ人として、①ハーフアニバーサリーでブルボンとRRIのチームを組んだバクシンオー、②ブルボンのルームメイトであるニシノフラワー、③エイシンフラッシュがギャルの感性に期待して連れて来たトーセンジョーダンが加わります。
    • 課題として与えらえたのが学び舎であり、まずはこのテーマに沿ったレシピ開発を行います。トレセン学園のモチーフとなるのは何かを求めて試行錯誤。迷走しているのに父からの電話に順調と答えてしまうエイシンフラッシュですが、流石のパッパは娘の真意を見抜いて婉曲的にアドバイス。これによりモチーフはハコモノではなくシンボルでなければならないことをエイシンフラッシュは悟り、ブルボンの提案によりバクシンニシノジョーダンの生活調査を行うことになります。三者三葉、性格も行動様式も全く違う三人ですが、共通しているのは勝ちたいという心意気。三人の調査を通して「勝ちたい」気持ちを表現するお菓子の開発をするという目途が立ちます。
    • では「勝ちたい」という気持ちをどう表現できるのか。このきっかけとして重要な役割を果たすことになるのがニシノフラワートーセンジョーダン。ジョーダンはそのギャル的思考により、大人しい生徒との交流を苦手としていました。落ち込んでも美味い物食って騒げばテンションアゲアゲという作法でしかコミュニケーションの取り方を知らないのです。これによりかつて失敗したことがトラウマになっていたジョーダンですが、自分のやり方でいいと、落ち込むニシノフラワーにネイルを施すのです。普段は塗らない爪に美しい色が輝くとニシノフラワーはひらめきを得ます。このひらめきによりエイシンフラッシュミホノブルボンを象ったお菓子を作るのですが、これがひらめきの連鎖を産みます。トレセン学園の生徒を模したカップケーキをタワーにすることで勝ちたいという気持ちを表現するのだと。
    • こうしてレシピが完成し、製菓大会本番。惜しくも2位に敗れてしまいましたが、悔しいという気持ちは勝ちたいという気持ちからこそ生まれるのだと実感。またミホノブルボンも製菓スキルを向上させ、友チョコを完成させることができ、ルームメイトのニシノフラワーに恩返し。イイハナシダナー的なエンドを迎えます。しかしながらブルボンさんは友チョコをあげたい筆頭にライスを挙げていたのにその描写はないんですね……。個人的な名場面は普段フラットであるエイシンフラッシュが密かにテンション上げている所をミホノブルボンが気付くシーン。二人とも客観的に状況を把握しロジカルシンキングをするので妙な掛け合いが新たな効果を生んでいました。

f:id:r20115:20220128222127j:plain

f:id:r20115:20220128222141j:plain

今回活躍したフラッシュブルボンの個別ストーリーはコチラ