ウマ娘「瑞花繚乱！新春かるた合戦」の感想・レビュー -

メイショウドトウに対するアドマイヤベガのクーデレが描かれるカルタ大会の話。
マチカネフクキタルはシラオキ様の神託によりウマ娘のかるた大会への出場を目指す。
メンバーはフクキタルの他ハルウララ、オペラオー、メイショウドトウの3人。
ウマ娘かるたとは巨大な取り札を走って取りに行ったり相手を妨害したりするというもの。
楽しく参加できれば良いというフクキタル、何も考えていないウララとオペラオー。
そんな中メイショウドトウは一人で思い悩むが、それを救うのが我らがアヤベさんなのだ！
その奮闘を見たフクキタルが楽しければいいは頑張らなくていいとは違うと気づく場面が見所。

ドトウアヤベの心の絆とフクキタルの覚醒

クールなアヤベさんが一生懸命なドトウを見て深みに嵌っていく
- シラオキ様の託宣を受けたマチカネフクキタルによりカルタ大会に参加することになったウララ、オペラオー、ドトウ。マイペースなウララと唯我独尊のオペラオーに対し、ドトウは気を揉み精神的に疲弊していきます。肝心のフクキタルは参加すれば勝てなくても良いとエンジョイ勢。ひとりで思い悩むドトウに対して救いとなるのがアヤベさん。最初はレースに集中したいからとメンバーになるのを断ったものの、ドトウの頑張りにほだされていき、間接的に様々な支援をしてくれます。アヤベさんのクーデレっぷりが遺憾なく発揮されています。おススメ。ドトウを変えるきっかけになったのが、アヤベさんが差し入れてくれたカルタの本。攻略法や練習のい方などのイロハが掲載されており、その書を読み込んだドトウはメンバーと効率的な特訓に励んでいきます。ドトウに対して素っ気ないそぶりを見せながらも、その実、人一倍気にしているアヤベさんが尊いですね。

フクキタル覚醒編
- そして本番。メキメキと腕を上げたチームフクキタルは快進撃。なんと決勝まで進出します。ところがここでアクシデント。なんとフクキタルが故障してしまうのです。チーム自体は、オペラオーが勝手にアヤベさんを補欠として選手登録していたので、代理出場が叶ったのですが……フクキタルは決勝を戦う自チームを見て、感情が揺さぶられます。当初はエンジョイ勢として大会に参加できれば勝てなくてもいいと思っていたこと、しかしながらドトウの頑張りでチームがまとまってきたこと、言い出しっぺの自分が真っ先に故障してしまったこと、それら全てが忸怩たる思いとなってフクキタルに押し寄せるのです。ここでフクキタルが楽しければいいは頑張らなくていいとは違う！と覚醒するところは最大の見せ場の場面。頭がハッピーカムカムしちゃいますね。