【感想】ブルアカTVアニメ10話「炸裂☆アルちゃん演説!唸れユメ先輩の盾!」

将来を悲観し絶望しそうになった時、逆境に立ち向かう勇気をアルちゃんが与えてくれる話。
小鳥遊ホシノは負債の帳消しを期待して身売りをしたがまんまと騙されアビドスは侵攻を受ける。
精神的支柱を失ったアビドスには絶望感が漂い、これ以上何をしても無駄というムードに陥る。
そんな心が折れかけたアビドスメンバーを奮起させるのが、我らが陸八魔アル便利屋68社長!
人生に意味が無かったとしても、足掻かない理由にはならないと演説を行い助けに来るのだ。
思わぬ救援に力を得たアビドスメンバーは闘志を燃やしカイザー社を撃退する事に成功した。
ホシノが使っていたユメ先輩の遺品の盾がボス戦でシロコの勝利要因になるっていいよね。

失敗ばかりでいつも絶望から立ち上がってきたアルちゃんだからこその演説が光る!

ホシノという精神的支柱を欠き絶望するアヤネ

今回のお話は絶望のアビドス。大人に騙されたホシノが黙ってアビドスを去り、対策委員会メンバーは混乱に陥る。ホシノは過去の呪縛に囚われており、後輩たちが苦労するのは全てこのような状況に陥らせてしまった自分であると自責の念に苛まれている。そのため自分が身売りすれば借金問題が全て解決するという甘い罠にホイホイと引っかかってしまい「大人に騙される」のであった。ホシノが退学すれば公式な生徒会は瓦解、非公式である対策委員会しか残らなくなり全てを失うことになったのだ。それ故、カイザー社から侵攻を受け万事休すとなる。一番賢くて理解が早いアヤネは誰よりも早く現況を理解。膝をついて絶望に囚われてしまいそうになる。例えこの場を凌いだとしても、その先はどうにもならない……。
 

対策委員会の危機を救うのは陸八魔アル!

そんなアヤネ及び対策委員会メンバーを奮起させることになるのが、我らがアルちゃんの演説!失敗ばかりで絶望を味わい逆境に陥ることもしばしばあるが、それでも自分たちの生き様を諦めないアルちゃんだからこその演説が光る!

何をすればいいのか。どうすればいいのかも分からない。やることなす事全部失敗に終わる。ここを潜り抜けた所でこの先にも逆境と苦難しかない……だから!なんなのよ!仲間が危機に瀕しているんでしょ!それなのにくだらないことばっかり考えて、このまま全部奪われて、それで納得できるわけ?あなたたちはそんな情けない集団だったの?

 

アルちゃん演説により覚醒するシロコ

思わぬ援軍に力を得た対策委員会は息を吹き返し、カイザー社侵攻軍と対峙する。ボス戦となるのはカイザー理事の装甲兵器であり、対策委員会と便利屋が共闘する戦闘シーンの演出が見どころとなっている。一応先生にも見せ場があり、波動砲を防いでチェックメイトをかけるきっかけ作りをする。先生はホシノが残したユメ先輩の遺品の盾を回収しており、ここぞ!というタイミングでシロコに渡すのである。流石ホルスの盾!波動砲をものともしない。これによりシロコは一発大逆転となり、カイザー社侵攻軍を撤退させることに成功した。あとは大人に騙されたホシノが実験体に使われているところを助けに行くのみ。先生と黒服の対決にご期待ください。

これは実験体になるホシノ