ウマ娘「宣誓、戦う君へのプロポーズ」に見るアストンマーチャンのメンタリティの強さについて

スランプ克服物語。好きな物や専門性を仕事にしたことで結果を出せずに嫌になってしまう話。
マーチャンからは割とあるあるな話で放置すれば「ときぐすり」が全てを解決すると評される。
好きな物でプロになったからこそ、夢の方が自分を離してくれないのだと。
たとえ一時的に自分が好きだったものが嫌になったとしても、好きな物が自分を捕えて離さない。
インスピレーションが重要な感性を大切にする仕事はムラっけがあって波があるよなと。
続ける事の大切さとか、低空飛行の時のモチベーションの保ち方とかを考えさせるシナリオだった。

挫折やスランプを日常茶飯事と見なしモチベーションが低い時の人生の過ごし方を良く知っているアストンマーチャン

スランプを良くあること見なすアストンマーチャン

今回のイベストはスランプ克服物語。人生は死ぬまで続いていくが、常に絶好調とは限らない。それでも朝日は昇るし夕日は沈むため、毎日を過ごさずにはいられない。調子が出ない時、低空飛行になった時、如何に処すかが重要だ。特に自分の好きな物や専門性の強いものを仕事にした場合、結果が出ないと打ち込んだだけにその反動で落ち込むこともしばしば。労働と割り切って、私生活と切り離し、淡々とこなすだけの職種の方が楽なのではないかという思いに駆られるのかもしれない。それでも、好きなものを仕事にした狂人だからこそ、夢の方が自分を捕えて離さないのである。脚本の内容は以下の通り。デザイナーのサブキャラが仕事でリテイクされまくったことで自分の美意識を信じられなくなりスランプに陥る。マーチャンらはスランプを脱せるようサポートに努めるが、ウォッカは勝負に勝てない自分と重ねてしまい、不調に陥る。ヒシアマ姐さんは彼女らに情熱を取り戻させるため、走りで自分の限界越えに挑戦する。ヒシアマ姐さんの心意気を見たウォッカは立ち直り自分もまた練習に励むようになる。いったんはスランプに落ち込んだウォッカが雄々しく立ち上がる姿はデザイナーにインスピレーションを与え、復活の契機となる。筋書だけ見れば、よくあるスランプ克服物語だ。このシナリオに面白さを与えているのは、アストンマーチャンであり、人生をn周しているような強さを見せ、スランプ克服モノの定番をプレイヤーに客観視させる機能を持たせていることだろう。マーチャンはスランプ慣れしており、人生において挫折は付き物であり、だからこそモチベーションが上がらない時の身の処し方を知っているのかもしれない。

スランプがなぜ起こるのかを解説するマーチャン
リフレッシュさせたら後は放置
ときぐすり(時間薬)
夢が離してくれない
全てを理解っていたマーチャン
プロの才能とは捨てられないクレイジー