理性を溶かされ関係を持った先生だがイロハの方が感情を持て余し先生を欲していた話。
棗イロハはドライな現実主義者であり理不尽な仕事を適度にサボる処世術を心得ていた。
先生を篭絡せよというバカげた命令も、それを口実とし先生と一緒に時間潰しをする。
だがそれが功を奏したのか次第に先生は絆されていきイロハに理性を破壊される。
こうしてイロハに促されるまま先生は関係を持つが何故か何度も身体を重ねた感覚があった。
それは先生の昼寝中、先にイロハが手を出し睡姦をして、膣に馴染ませていたから。
イロハは行為中も冷静に分析し客観的に捉えようとするが実際には真逆のことをしていた。
どうしても先生を欲してしまう、その感情。まさに「色ハ欲」であるとタイトル回収される。
イロハに誘われ理性を溶かされていく先生/感情を抑えきれず先生を欲したイロハ
- 概要:イロハが先生を欲する二重構造の演出がとても良い
- 本作は二重構造になっている。前半でイロハが先生を篭絡し彼女主体となって先生の理性を溶かしていく様子が描かれる。中盤では理性を破壊された先生がイロハの思惑通り関係を持ってしまったのだが、妙に体の相性が良すぎていた。ここでイロハの方が先に先生に手を出し睡姦していたことが明らかになる。後半はイロハが平静を装いながら客観的に分析し、自らが求めているのではないと論証しようとするのだが……。イロハはそのイイワケとは全く異なる振る舞いをしており自ら先生を欲っする行動を取っていたという終局になる。「これらは断じて、わたしの欲では―」とモノローグを入れながら、このままなかにだしてと求めて対面座位でだいしゅきホールドするイロハが大変素晴らしく描かれている。
- 前半:イロハが先生を篭絡し理性を溶かしていく
- 棗イロハはクールでドライな現実主義者であり、それにより理不尽な仕事を生き抜いていた。仕事に情熱を持ち過ぎることなく、かといって手抜きで杜撰なのではなく、あくまでも適度にサボって仕事に殺されないようにコントロールしていた。そんなイロハは仕事に忙殺される先生を見かねてサボりに誘い、彼がストレス死しないように適切にガス抜きをさせていた。二人がサボりの共犯者となってしばらくしたある日、寒いのでひっついてきたイロハは先生を背もたれにし、ちょうど背面座位のような格好になる。すると先生はイロハの匂いや擦り付けられた臀部により反応してしまうのである。先生は欲情した事を恥じ落ち込むも、イロハの巧みな誘惑に乗ってしまい、篭絡されてしまう。ここでの見せ場はイロハの太ももコキであり(スマタか?)、背面座位の状態から責められ情けなく噴出してしまう。精液ブリッジを見せられた先生は、その液体の半分がイロハの愛液であると告げられると、ついにイロハを押し倒し、正常位で繋がってしまうのだ。ここでイロハが淫靡な表情を浮かべながら「ああシてしまいましたね先生」と述べるシーンは必見である。おススメ。
- 中盤:先に先生を欲したにはイロハであり先生を睡姦していた
- イロハを貫いた先生だが、あまりにも自分に馴染み過ぎていることに違和感を抱く。それはまるで先生のためだけに用意された苗床。ここでのイロハの台詞回しも良く、先生のカタチが刻み込まれて元に戻らなくなってしまいますよ?私の身体を先生用にするつもりですかと煽っていくシーンがグッとくる。先生は違和感を思い過ごしと流そうとするのだが、ここでイロハは予行演習をしていたことを告げるのである。イロハと先生がサボり仲間(=共犯者)として時を重ねる中で、先生が安心して寝入っている時、イロハは先生を睡姦していたのである。その時と同じようにイロハが先生に跨り、騎乗位で攻め立てていく描写にまたのんきイズムを感じる。しかしイロハのターンはここまでとなる。
- 後半:イロハは客観的に自己分析しながら、実際には先生を求める行動をとる
- 先生を煽り騎乗位で攻め立てていたイロハであったが、先生は彼女の献身により昂りを覚え、さらに逸物をいきり勃たせる。これにより先生のターンとなり、理性を破壊された先生はイロハの身体を貪っていく。イロハはここでも平静を装いながら自己分析。自分は先生により女として作り替えられてしまった。故に本当の自分ではなく、あくまでも作り替えられてしまった自分によるものなので、自分の欲ではないとイイワケをするのだが……。後背位から首を伸ばして接吻を求め、「媚びるように膣を差し出して」、「降りきった子宮口を押し戻すことを催促する」のである。イロハが両手を指し伸ばして中田氏を求めるシーンは表情が大変良く描かれている。最後は先生を欲する自分の感情が最高にめんどくさいとヤレヤレ系ムーブを取りながら、モノローグとは裏腹に、膣の中に精液を貰って逝き散らかしアヘ顔をキメるのだ。以降、先生とイロハのおサボり部屋は、今日も今日とて身体を重ねる空間へと変わったのだエンドを迎える。