GRISAIA: PHANTOM TRIGGER Vol.3の感想・レビュー

フィリピンにおいて狙撃手が活躍するはなし。とても短い。あとバイクとB級グルメ(ラーメンと牛丼)。
主人公くんと狙撃手の絡みはほぼなく、その代わり百合展開を彷彿とさせる展開が多め。
狙撃手のワケアリの過去は、上官殺しの父親を自ら射撃して捕え牢獄へぶち込んだこと。
父は母とペアを組んで任務に当たっていたが捨て兵とされてしまい母親は死んでしまったのである。
そのため父は上官をぶち殺した後、山に籠っていたが、索敵を命じられた娘(狙撃手ヒロイン)に狙撃されたのだ。
今回は同じような境遇の女子を狙撃手ヒロインが救うことになる。

概要


  • 狙撃手物語
    • 狙撃手はクール系炉利枠ツンデレ。テーマとなるのは「組んでたペアの観測手を亡くした狙撃兵」。狙撃手ヒロインの両親及びフィリピン残党がこれに該当します。かつて狙撃手ヒロインが山岳兵の訓練を積みに研修に行っていた際、ペアを組んでいた観測手がいました。狙撃手ヒロインは本部へ戻る際、その山岳兵観測手を誘うのですが、後輩を多く育てたいと断られたのです。その観測手さんは後輩狙撃手の指導に当たっていたのですが、任務は失敗。捨て兵を食らって死んでしまうのです。その時ペアを組んでた後輩狙撃手は裁判にかけられるのを恐れ、一人でも任務を完遂しようとし、最後は司令官をぶち殺そうとしたのです。この後輩狙撃手の事例は狙撃手ヒロインの両親の事例と似たものでした。狙撃手ヒロインの両親もペアを組んで任務に臨んでいたのですが、その中で母親は死んでしまい、父親は最終的に上官を殺したのでした。この両親の二の舞にならないように後輩狙撃手を救うのが今回の任務となります。狙撃手自身がそんなに自分の両親やペアを組んでいた観測手に拘らないので、深い掘り下げが行われず、なんともあっさりとしたようなシナリオでした。
    • 狙撃手ヒロインシナリオではロシアン忍者ヒロインとの絡みが秀逸であり、百合展開が多めに描写され、お互いを分かってる感が如実に表れていて実に良い物でした。と、いうか主人公くんと全然フラグ構築しないじゃん。あと、ファントムトリガーシリーズでは巻数を重ねるごとにジャンプシステムのごとく敵ヒロインが味方として加入し、各ヒロインの相方となります。そうすると折角、狙撃手とロシアン忍者がイイ感じな百合だったのに関係がどうしても崩れてしまいそうな予感がします。


  • B級グルメとか食事ネタとか
    • シナリオのかさ増しのために本編と並行してB級グルメネタが挿入されフードファイトする小話がたびたび展開されます。具体的にはラーメンと牛丼。ラーメンでは食べきれたら賞金○○円的な特盛系を食べる描写がなされます。その詳細な描写は、本編後の振り返りで今回はラーメンしか記憶に残りませんでしたねと自虐ネタで扱われるほど。そしてもう一つのB級グルメが牛丼。『こちかめ』の両さんを想起させる如何に少ないカネで沢山の量を食べられるかの節約術が結構好き。このケチケチ牛丼術に対して、牛丼屋でこそ贅沢をするのだと所謂「僕の考えた最強の注文方法」が紹介され、ファミレスで同じ金額を支払うのでは味わえない醍醐味を教えてくれます。そして納豆。納豆が身体によいことは何回も紹介されていますが、覚醒作用と整腸作用の重要性を改めて認識しました。