雑録

ウマ娘「ミホノブルボン」シナリオの感想・レビュー

無感情サイボーグ系キャラがトレーナーとの交流で感情を発露させる話。
ミホノブルボンは幼少期から特訓に明け暮れ他者との交流を疎かにしていた。
それ故感情が希薄であったが、クラシック三冠に強い憧れを抱き、執着する。
ミホノブルボンにとって憧れは自分が抱いた数少ない感情だったのである。
だがミホノブルボンの適性は短距離でありベテラントレーナーと対立することになる。
主人公トレーナーは結果的にミホノブルボンを寝取り中長距離目指して二人三脚する。

クラシック三冠への強いコダワリの理由は感情の源泉

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  • 寝取りから始まるミホノブルボンシナリオ
    • シナリオの前半はまさかの寝取りシナリオです。ミホノブルボンにはもう既にベテラントレーナーがついており短距離仕様に調教されていたのです。しかしミホノブルボンの目標は中長距離にあり、ベテラントレーナーから指導を拒絶されると、自分で特訓を始めるのです。それを見かねたプレイヤーは我流で成績が伸びないミホノブルボンにアドバイスをしていくのですが、その指導はベテラントレーナーにアッサリとバレてしまいます。重視するのは適性か?コダワリか?ハンター×ハンターの念能力の習得のとこであったテーマやな。結局、ミホノブルボンは結果を示すことに成功し、中長距離の可能性を示します。こうしてミホノブルボンはベテラントレーナーと別れ、主人公トレーナーの指導をうけることになったのでした。寝取り感満載である。

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  • 主人公トレーナーとの交流で感情と情緒を育んでいく
    • 晴れて主人公トレーナーの持ち馬となったミホノブルボンですが、次にテーマとなるのが感情の発露です。ミホノブルボンは幼少期から特訓に明け暮れ他者との交流が皆無であったため、感情が希薄化していました。そんなミホノブルボンの中に残ったのは、クラシック三冠への「憧れ」という感情だったのです。だからこそミホノブルボンにとってクラシック三冠は強い「執着」となっていたのです。主人公トレーナーはミホノブルボンの意志を尊重しながら着実に成長させていきます。さらにトレーニング面だけでなく、交流を通して情緒面を育てていくのです。ミホノブルボントレセン学園への進学の際、両親から他者との交流や学校生活を楽しんでほしいという趣旨のことを言われていました。しかしこの言葉を「社会性の向上」を命令されたと曲解してしまうのです。そんなミホノブルボンが主人公との交流で感情を獲得し、新しく友達もできて、それを親に報告するというエンドは涙なしには語れないでしょう。

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