缶詰少女ノ終末世界

缶詰少女ノ終末世界「更紗サリシナリオ」の感想・レビュー

世界を閉塞させようとする少女を、世界の果てを目指す少年が救うはなし。 「世界の果て」が「人類の可能性」であると定義され、主人公は宇宙を目指すことになる。 『3くる』と同じコンセプトであり「終末」=「核の冬」なので『缶詰少女』は『ふゆくる』。 …

缶詰少女ノ終末世界「辻花咲シナリオ」の感想・レビュー

「世界5分前仮説」と「観測による存在の確定」と「アポトーシス」のはなし。 人類という種の終わりに際して抑止力として発生するのが辻花咲という存在。 その一方で人類に終末をもたらす存在として発生するのが更紗サリという存在。 辻花も更紗も主人公くん…

缶詰少女ノ終末世界「烏森亜実花シナリオ」の感想・レビュー

死んでも時間遡航してしまう多重人格の少女が、自己の別人格を解放するために死を求める話。 一つの肉体を共有する多重人格のうち、少女の人格(ツバキ)が少年の人格(主人公)を愛してしまった。 ツバキは自己の境遇が主人公くんを束縛すると考え、束縛する宗…

缶詰少女ノ終末世界「八乙女華江シナリオ」の感想・レビュー

主人公が多重人格で別人格のツバキが時間遡航・並行世界認識の能力者であることが明らかになる話。 フラグへし折り形式であり攻略ヒロインたちは伏線回収のためのパーツに過ぎない。 八乙女先輩√では太陽嵐の終末が訪れるが、個別を選ぶとバッドエンドとなる…

缶詰少女ノ終末世界 体験版の感想・レビュー

野外活動を描いた日常のA視点と小型核爆弾を巡るシリアスなB視点を交互に提示して一つに収束。 A視点は学園モノで『ヤマノススメ』や『ゆるキャン』よろしくアウトドアをする。 B視点はスパイ活劇よろしく小型核爆弾や地域紛争での殺戮が主題となるシリアス…