おちこぼれフルーツタルト 第3話「良い最終回だったね的なノリ」の感想・レビュー

今回は初めてのライブですが、大団円で大成功に終わり第一部(完)って感じ。
物販の列整理のバイトと引き換えに駐車場で前座を務めることになった衣乃たち。
なかなかライブは始まらずその前準備で話の丈が使われていきます。
寝言・大根脚・肩出し・見せパン・スク水・黒スト・聖水など色々ぶっ飛んでいる。
きらら系百合アニメの割には日本の伝統的な萌え文化産業をウリにしている感じ。

日本の伝統的な萌え文化産業の残滓

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  • 冒頭でいきなり曲と振り付けと衣装が完成しライブへ突入
    • まさかライブ当日の風景だけで1話持たせると誰が思ったであろうか(皆が思っていたかもしれない)。前回の放送でライブが決定し、衣乃(ピンク)が作詞、はゆ(黄色)が作曲、仁菜(乳)が衣装、ロコ(紫)が振り付けを担当することになりましたが、イキナリ第3話冒頭で完成し、ライブ当日となります。第3話ではこのライブ当日におけるライブ開始までの時間が深く描かれるのです。
    • 衣乃たちのライブはオマケ的扱い。目当てとなる本命アイドルたちの物販のバイトをする代わりに、それと引き換えに前座として駐車場で歌うことを許されたのです。暑い中、一生懸命列整理をする衣乃たち。皆がへばる中、一人だけ元気な衣乃でしたが、田舎での畑仕事のおかげじゃね?という話になり足がぶっといことに言及されます。衣乃が黒ストを履いているのは足を少しでも細く見せる為という伏線が張られていきます。
    • そしてここからが今回の本領発揮となり、Japanese traditional moe cultureのオンパレードとなります。ライブでミニスカートを履くので見せパンを準備しろとのことでそれぞれスク水、ビキニ、デニール数の高い黒ストを履いていきます。黒ストがパンツは見えないけれども一番えっちという結論になり衣乃が優勝。結局スカートの下にジャージを履く埴輪スタイルを披露するも速攻でダメ出し。本命アイドルグループはロコの妹を筆頭とするユニットであることが分かり、妹におちょくられるロコの姿を眺める描写もあります。
    • そんなこんなでようやくライブ直前となるも、衣乃は緊張すると催すタイプでトイレに駆け込みます。そこで出会ったのが、新キャラの「へも」であり、彼女との出会いにより衣乃は自分が幼少期からアイドルになりたかった初心を思い出すのです。この効果により同じく緊張するメンバーを落ち着かせることに成功し、良好な状態でライブに臨むことが出来たのです。ライブ本番では見事に曲を歌いきり、大団円!いい最終回だったね的な流れで幕を閉じます。エンディング後は、衣乃がおしっこを漏らしたエンドとなりオチが付くのでした。

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