レヱル・ロマネスク

レヱル・ロマネスク 第12話「人吉市とまいてつ祭~第一次まいてつ炎上事件と第二次まいてつ炎上事件の連動性~」の感想・レビュー

今回は「まいてつ祭」が題材となり大成功を収める様子が描かれました。 しかしながらこの『まいてつ』はあくまでもPS4でありPCゲームではなかったのです。 つまりコンシュマー版を出すことであくまでも一般向けを装い実現したのでした。 このような事例は珍…

レヱル・ロマネスク 第11話「キャラクターIPを利用する際の問題点~原作のレーティングにより発生する事例について」の感想・レビュー

今回は人吉市の特産品にまいてつのキャラたちが利用されている世界線の話でした。 かつての「第一次まいてつ炎上事件」はまるで無かったかのように扱われています。 「第一次まいてつ炎上事件」とは、まいてつキャラをグッズ(応援切符)に使おうとして失敗し…

レヱル・ロマネスク 第10話「帝国主義下における資本投資の対象としての中国の鉄道について」の感想・レビュー

鉄道のグッズ開発で扇形機関庫が出た際に中国では軍事機密であると紹介される話。 今回のアイキャッチにおける紹介文を読むと西瓜ちゃんは中国の鉄道事情に詳しいとのこと。 しかし『LR』は事前知識無しで鉄道観光への政策提言が求められたので中国の鉄道紹…

レヱル・ロマネスク 第9話「上毛線再生基本方針」の感想・レビュー

今回は上毛電鉄ちゃんがメインです。 上州名物「かかあ天下」と上電の経営難を絡めて金策に走る様子が描かれます。 上電は利用客の減少に歯止めがかからず補助金でズブズブになっています。 この赤字経営は社会的なものであるため本質的に改善できるものでは…

レヱル・ロマネスク 第8話「世界遺産・北九州工業地帯・ネジチョコ」の感想・レビュー

今回は関門鉄道トンネルちゃんの登場。帝国日本の物資輸送の申し子です。 そんな彼女が紹介するのは世界遺産のお土産として開発されたネジチョコ。 産業革命遺産に八幡製鉄所が含まれるので鉄をイメージしたチョコが爆誕! 実際に遊べるお菓子にインスパイア…

レヱル・ロマネスク第7話「峠の釜めし」の感想・レビュー

長野への新幹線開通の影響で信越本線では横川-軽井沢間が廃線と化してしまいます。 線路は分断され「信越」にもかかわらず、信濃にも越後にも繋がっていないとはこれ如何に。 そのためかつては隆盛を誇った駅弁「峠の釜めし」も大ピンチに陥ります。 現実だ…

レヱル・ロマネスク 第6話「肥薩おれんじ鉄道とJR東日本高崎支社」

A-partが肥薩おれんじ鉄道のグッズ開発、B-partがJR高崎線のキャラ紹介。 肥薩おれんじ鉄道は薩摩切子を利用した水筒を提唱。ガラス水筒というジャンルがあるのね。 JR東日本高崎支社のキャラはぶっ飛んでいたが公式のSL兄弟もぶっ飛んでいた。 9人キャラが…

レヱル・ロマネスク 第5話「名鉄蒲郡線で三河織物の刺し子」の感想・レビュー

今回のお話は名鉄蒲郡線。この路線も存続問題が出ていて危うい模様。 蒲郡市の産業は三河織物が有名で繊維ロープ製造業では日本有数。 刺し子は布地に別糸で刺し縫いをしたもので柔道着とかに使われる。 話の中で紅が火消し装束を着ていたのは刺し子織が耐火…

レヱル・ロマネスク 第4話「今治タオルと人吉城址公園」の感想・レビュー

伊予鉄道の路線って今治市も通るの? 人吉市ネタでは人吉城が登場。100名城に日本遺産とブランド化しまくりな城。 グッズ製作なので人吉市&各地の名産品紹介コーナーになりつつある。 鉄道に焦点を当てて欲しいと思うのだけど他のメディアミックス展開でや…

レヱル・ロマネスク 第3話「東武伊勢崎線茂林寺前駅が登場!よりもい民も大喜び!」の感想・レビュー

東武系列はたくさんあるのに何故か東武伊勢崎線が選ばれるレヱル・ロマネスク。 上電ちゃんも出てるし、製作会社にグンマーの民でもいるのか!? 「分福茶釜の茂林寺」といえば上毛かるただけでなく、よりもいの聖地としても有名。 さらに観光パートでは上電…

レヱル・ロマネスク 第2話「上毛電鉄ちゃん(深刻な赤字路線)が、鉄道の乗客者数を増やす会議ではないのか?とツッコミを入れるシーンが切実」の感想・レビュー

衰退する公共交通機関を活性化するため観光客誘致による乗車数増加を目指す地方鉄道。 グンマー帝国においてマエバシとキリューを結ぶ上毛電鉄は深刻な危機にあった(ホントウ)。 それを打開するためわざわざ北関東の田舎から熊本まで遠征してきた上毛電鉄ちゃん…

レヱル・ロマネスク 第1話「コンテンツ産業を活用した観光振興による地域活性化事業」の感想・レビュー

「蒸気機関車」による地域活性化の取り組みを題材にした『まいてつ』の派生作品。 『まいてつ』が地方鉄道とコラボしようとして失敗した黒歴史をどう扱うかに注目が集まる。 コンテンツツーリズムの研究史上、失敗事例として必ず触れなければならないのが『…