レヱル・ロマネスク 第5話「名鉄蒲郡線で三河織物の刺し子」の感想・レビュー

今回のお話は名鉄蒲郡線。この路線も存続問題が出ていて危うい模様。
蒲郡市の産業は三河織物が有名で繊維ロープ製造業では日本有数。
刺し子は布地に別糸で刺し縫いをしたもので柔道着とかに使われる。
話の中で紅が火消し装束を着ていたのは刺し子織が耐火性に優れるから。
地理の知識が無いと理解するのが難しいアニメで私は初見では分からなかった。

蒲郡市

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  • 今回から「気動車」組スタート
    • 各鉄道の種別グループに分かれて名産品を用いたグッズ開発をしていくこのアニメ。汽子さんについては日本で唯一の明治生まれの蒸気動車とのこと。けれどもBBA設定ではなくハイカラお嬢様なキャラ造形なのですね。年長者汽子のバブミがすずしろと紅を包みこむ場面が見どころで百合営業が発動します!
    • 汽子さんは名鉄蒲郡線のキャラとのことで、この路線も存続問題が出ている様子。汽子さんはそんな蒲郡線を救うために名産品として「刺し子」を紹介。相方の紅は刺し子と聞いて火消し装束の衣装を披露してくれます。そして汽子さんは焼けた石炭を掴んでも厚くないというキャッチフレーズで「鍋つかみ」を開発するのでした。
    • 私は初見では元ネタが全然分かりませんでした。最初は蒲郡線ってどこだよ?って感じでしたし(三河湾のところ)。三河はもともと木綿栽培が盛んで明治の近代産業で織物業が発達。戦後は衣類不足からガチャマン景気という好景気になりオイルショックで打撃を受けたとのこと。ガチャマン景気なんて初めて聞きました。勉強不足を痛感させられたのでした。

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