『ゾンビランドサガリベンジ』感想
災害復興支援のチャリティーライブという形で駅前不動産ライブのリベンジに成功する話。 1期最終部で闇落ちしていたさくらが2期最期で不安なメンバーに発破かける所は感慨深い。 佐賀県知事に直訴する幸太郎さんを始めとし、佐賀県民の心が一つになっていく…
豪雨災害ボランティアを通してゾンビが真のアイドルとして受容される話。 マスコミに嗅ぎ付けられゾンビであることがバレてしまったフランシュシュたち。 前回幸太郎さんは死者を私利私欲のために弄ぶネクロマンサーとして糾弾された。 しかしマスコミは自発…
ギャグで流された1期から2期までの爆死事件の経緯を改めて扱いゾンビらの自立を描いた話。 この演出が巧みで2期で復活を遂げたからこそ過去が生き、そして最終話へと繋がっていく。 リベンジとはまさに爆死に終わった駅前不動産スタジアムでのライブへの再挑…
佐賀県復県運動の立役者がゆうぎりだった!という話。 人の世はいつも「人」という徐福の言う通り政府とコネを持つゆうぎり大活躍。 諦めかける青年運動家の頬をビンタして奮起させ、人斬り暗殺者をも打ち倒す。 さらには落とし前として斬首の対象となり、武…
佐賀の乱により明治9年に佐賀県は廃止された。その7年後の明治16年5月9日になると、ついに佐賀県は長崎県からの分離独立に成功する。その独立の背景には明治15年の佐賀県復県運動があった。 『佐賀市史』には、長崎県立図書館所蔵の『西海新聞』が引用されて…
存在自体が風前の灯火である佐賀を救うためのアニメがゾンサガだが、佐賀県は一度滅亡していた。 死んでからまた復活したということで佐賀県自身がゾンビだったのである!という説。 佐賀の乱後、明治新政府により佐賀県は解体された後、長崎県に併合されて…
新メンバー加入!かと思いきや文化祭でお披露目デビューして瞬時に引退したゲストキャラだった。 第三者の視点を通してさくらがアイドルを目指した初志を振り返り幸太郎さんの想いを掘り下げた。 努力が悉く裏切られ、冷めていた高校時代のさくらが情熱を取…
日常系ギャグ回。山田たえの生活に焦点を充てつつ伏線をちりばめ競艇で借金を完済する。 さくらの源家とたえの山田家の墓が隣同士に並んでいる……意味深。 1期で登場したサキの親友の娘万梨阿たちの友情が描かれホッコリする場面もある。 だがギャグ回の裏で…
永遠の子役に囚われるまさおと子役時代は仮初にすぎないコナン君の二項対立。 まさおは第二次成長期の片鱗を見て、成長することに忌避感を抱いて死んだ。 ゾンビとなったことで子役であり続けなけらばならない業を背負うことになった。 そんな中、子役時代は…
純愛回後編。純子が既成の価値観を打破し自ら愛を求める話。 今回も幸太郎さんのムチャブリ説教が光り純子の思想を転向させる。 アコースティックからエレクトリックへとギターを持ち換えるのだ! 愛にとってフランシュシュが相応しいかどうかではなく自分が…
純愛回。愛に依存するメンバーたちの自立心を養うため劇薬を投与する話。 順調に仕事が入るようになったフランシュシュたちは向上心故に愛に助言を求めまくる。 それが歪な関係になることを危惧した幸太郎さんは愛をソロ活動へと転向させる。 愛が生前に所属…
サキ回。活動再開の第一歩として祐徳稲荷神社のテレビリポートをする話。 1990年代、社会からはみ出し燻っていたサキを救ったのは深夜ラジオだった。 ラジオから教わった佐賀県の郷土愛によってサキは孤独から救われたのだ。 だが1990年代も最早30年前。年齢…
功を焦って莫大な借金を作り酒浸りになってしまった幸太郎さんを復活させる話。 幸太郎さんが焦っていたのはフランシュシュには時間制限があったから。 そのため身の丈に合わない規模でのライブイベントを強引に開催し失敗したのであった。 失意にくれる幸太…