おちこぼれフルーツタルト第5話「黄色が一番の常識人かもしれない」の感想・レビュー

百合属性の桜衣乃がこれまた百合である同級生及び後輩にストーキングされる話。
一番まともに見えるのは貫井はゆであり黄色担当なのにツッコミ役に回る程。
幼児退行、中二病、小テストの勉強をちゃんとする、歌が下手と多彩な活躍を見せる。
周囲が強すぎる個性を放ちまくっているので貫井はゆは生き残れるか!?
歌が下手すぎて落ち込む等、能天気っぽく見えるが一番繊細そうかもしれない。

底辺アイドルなので歌と踊り以外の業務を行う

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  • 百合少女のストーキングを通して日常を描く回
    • 前半はアイドル活動回。CDジャケットに書くためのサインを考えようということで早速はゆが中二病を発動させています。無自覚なはゆに対してかつて罹患者であったロコが黒歴史を刺激されます。衣乃たちのアイドルグループはインディーズということで全て自分でやらねばならずCDの製作・販売もマネージャーが担当しているのだとか。このご時世にCDを売らねばならぬという苦行に立ち向かう為、ジャケットにサインを書かせることで少しでも売り上げを伸ばそうという算段です。ネットアイドルとかじゃダメなん?
    • 後半は日常回。主人公の桜衣乃自身が百合属性なのですが、そんな衣乃に対して想いを寄せるのも百合少女であり、同じ学校の同級生:利根と同じアイドルグループの後輩:へも。この二人が衣乃をストーキングすることで普段の日常が描かれていきます。ここで何気にはゆが小テストの勉強を真面目にしており手ごたえも良かったことが語られています。二人で同時にストーキングをすればエンカウント待った無し。利根とへもは衣乃を巡って争うことになりますが、JKらしくカラオケに行くことで和解し意気投合。合唱部である利根はアイドルたちをさし措き高得点をたたき出し、羨望を集めるほど。ここでもオチ担当して使われているのがはゆであり、元ミュージシャンでありながら、その得点は鳴かず飛ばずで、最高でも45点と半分にも満たない不遇っぷりを見せるのでした。
    • ラストは寮内でのへものHENTAI劇場。食器洗い当番の時には衣乃の箸を舐りたく思い、お風呂の時には使用済みのお湯を堪能し、洗濯籠にいれられた黒ストに興奮するという百合っぷりを見せつけます。へもちゃんはまだギリギリ健全と脚注が入りますが、どうみてもアウトです。次回は堂々とHENTAIが現れるそうなので、今回のへもの奇行よりも更にエスカレートした振る舞いが見られるのでしょうか?

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