神様になった日 第7話「映画撮影の日」の感想・レビュー

興梠修一郎博士の家族は佐藤ひなだったことが明らかになった回。
第4話で愛や幸福度の数値化を求めていたのは他ならぬ佐藤ひなだったというワケ。
これで佐藤パートと鈴木パートが交わり物語が統合されました。
いよいよ佐藤VS鈴木の世界の終わりを巡る対決の火蓋が切って落とされます。
その前に佐藤パートではリトバス展開発動!今までの仲間を集めて大団円します。

これまで交流してきた仲間たちを集め大団円するリトバス的展開

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伊座並さんフラグは折られて佐藤ひな√が確定する

今回から映画撮影編スタート。主人公のイモウトが自主映画の脚本を書き上げ、制作に乗り出します。ノリとしてはリトバス。これまでの放送で交流してきた仲間たちを集め、「皆で一つの事をする」展開となります。ラーメン屋回の借金取りのチンピラまで仲間になってるのが笑いどころ。この自主映画のメインヒロインには佐藤ひながキャスティングされます。奇しくも脚本の内容が世界のために人身御供にされるヒロインの話であり、この作品の主題やんけ!!と繋がるわけですね。この自主映画撮影編はルート確定のための重要な選択肢分岐イベントです。「成功体験に拘るが故にタマゴが割れずにムキになってしまう佐藤ひな」の場面で選択肢が出現します。ここで「ひなを抱き締める」を選べば、佐藤ひな√に突入します。これまで主人公が他のヒロインと好感度を上げると無意識に心を痛めていた佐藤ひなの真骨頂です。片付けの場面で伊座並さんが自らフラグを折に来るところは最大の見せ場となっています。伊座並さん曰く、主人公が自然と心から楽しそうにしているのは佐藤ひなといる時であり、自分はそれを見ているのが好きなのだと。裏を返せば伊座並さんが主人公のことをよく見ていなければこれには気付けないというアイロニーになっているというワケ。アニメ版ではイキナリ佐藤ひなグランド√に入ってますが、PC版では伊座並さんをはじめとする他ヒロイン√をやってからグランド√のフラグ規制が解放されるんですよね!(架空)。内容の話に戻るとタマゴ割りイベントで演出されているのは、「佐藤ひながこれまで成功体験に乏しかった」という事実と「ありのままの佐藤ひなを承認して肯定した主人公」という構図。ここから推測されるアリガチな展開としては、親からの愛情が欠如していたか、ホスピスなどであったがために知識だけは豊富でありながら実体験はあまりしてこなかったことなどが予想されます。果たして佐藤ひなとはどのような存在なのか!?いよいよ次回、主人公が意を決して両親に尋ねます!!

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佐藤ひなが愛や幸福を求めたのは何故か

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鈴木パートでは興梠修一郎の足跡を追っていたわけですが、とうとう佐藤ひなの存在に辿り着きます。皆さま、第4話を思い出しましょう!興梠博士が「愛により生まれ、愛されることにより幸福になるのなら、それを数値化してみたい」と自問自答していたのは、家族がそれを求めていたからでしたよね。そして興梠博士と一緒に手を繋いで写っていた写真の家族こそが佐藤ひなだったのです。こうして鈴木パートと佐藤パートが結合したわけであり、佐藤ひながコンピュータ技術に長け、全知の才能を持っていたのは興梠博士の影響だということが分かりました。ここで押さえておきたいのは、ではなぜ佐藤ひなが愛や幸福を求めたのか。興梠博士と佐藤ひなの年齢が離れすぎていることを考慮すると、佐藤ひなには両親がおらず興梠博士が世話をしていたかもしれないことや、写真に写っている佐藤ひなは前世の姿もしくは生霊体であろうことなどが色々と思い浮かんできてしまいますね!鈴木と佐藤の攻防が後半戦でどのように展開されるのかに注目です!

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