衰退する公共交通機関を活性化するため観光客誘致による乗車数増加を目指す地方鉄道。
グンマー帝国においてマエバシとキリューを結ぶ上毛電鉄は深刻な危機にあった(ホントウ)。
それを打開するためわざわざ北関東の田舎から熊本まで遠征してきた上毛電鉄ちゃん。
にもかかわらずグッズ製作と聞いて、思わずツッコミを入れてしまう姿が涙をそそる。
グッズ製作について『まいてつ』事件の教訓は、失敗事例としてきちんと扱って欲しい。
上毛電気鉄道におけるコンテンツツーリズムによる乗客数の増加について
- 上電の存在意義とは
- グンマー帝国はクルマ社会であり、高校在学中ないしは卒業後すぐに免許を取得します。そのため公共交通機関を利用している人々は少なく上毛電気鉄道は深刻な経営危機を抱えています。上電の利用者の多くは老人と高校生。主に老人を心臓血管センターへ、子ども達をマエタカに運ぶために使われています。(※マエタカとはグンマーの中でもトウダイに二桁合格者数を出せる数少ない学校のうちのひとつで、上電の沿線にある。グンマーの場合、東京一工といって東京大・一橋大・東工大に何人生徒を送り込めるかで高校の「格」が決まるので教員は進学実績をあげることが求められ生徒をぶち込むために努力を要される)。
- 2020年には赤城駅周辺に「らぁめん城ヶ崎」がオープンしたので、コンテンツツーリズムとして期待されています。
- 上電において日常利用の乗客者数が増加しない構造的欠陥
- マエバシ側の起点となる中央前橋駅はJRの前橋駅と離れているため、かなりアクセス性が悪いのが難点です。利用しようとしてもまず駅まで行けないという問題があります。近年では駅まで自動車で行くというパークアンドライドなどが提唱されていますが、駅まで時間をかけて行くなら目的地まで直行した方が早いのです。そんなわけで『レヱル・ロマネスク』に上毛電鉄ちゃんが登場した時には経営難の赤字路線を何とかするために必死なんだなぁと思わず感情移入してしまいました。だってグンマーなんて絶対に「市民の交通の足」という意味では鉄道の乗客者数増えないもの!今こそ観光客誘致による地方鉄道の活性化を目指さねば廃線待った無しでござるの巻き。
- 上電のコンテンツツーリズムとしては「鉄道むすめ」が展開している
- この上毛電鉄の背景を知っているグンマー帝国臣民だからこそ、今回の上電ちゃんのツッコミにシビれた。グッズ製作とかのたまう主人公に対して、「てっきり鉄道に乗るお客様を増やす会議だと・・・」と適切な指摘が出されます。そもそもグッズ製作って『まいてつ』が第一次コラボで見事に頓挫したじゃあございませんか?あと上電にはもう既に「鉄道むすめ」の関連グッズあるし・・・。上電ちゃんのターンで「鉄道むすめ」のグッズ出して来たらハラショーすると思います。
- それはそれとして、内容について。今回はペアを決めて、それぞれのペアが関連グッズを発表していくことが明らかになりました。上電ちゃんは最後であり、電鉄組として中華の鉄道キャラと組むことに。社会主義市場経済における鉄道経営ってどうなっているのか非常に気になります。社会主義だからどんなに赤字路線でもインフラ整備を行うのか、それとも市場経済を優先して廃線にするのか。その辺を詳しく扱ってくれたら面白くなりそう。
コラボされてた
おまけ:群馬コンビ
— 風浦遙(秩父橋架道橋) (@Fura_Haruka) October 4, 2020
(北原ゆうきとレヱル・ロマネスクのかかあちゃん) pic.twitter.com/hGnxa3ohCS
感想まとめ
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