神様になった日 第2話「調べの日」の感想・レビュー

幼馴染関係性変化。「如何にして主人公は伊座並杏子に惚れしか」という話。
伊座並さんは幼少期に母を亡くしたことで内向的になってしまった。
それ以来主人公は伊座並さんを守ってきたが少女は美しく成長していく。
自分の庇護下にいた少女がいつのまにか手の届かない高嶺の花となっていたのだ!
今回は「音楽の調べ」でフラグ構築すべく佐藤ひなから神の曲を与えられる。
懸命に練習したが伊座並さんの前では上手く弾きこなせない主人公。
だがその姿と音楽は伊座並さんの心を打ち、好感度上昇に成功する。

伊座並杏子のキャラクター表現とフラグ生成過程

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  • 自分の庇護下で守ってきた女の子がいつの間にか美しく成長し、自分ではもう手の届かない遥か高みへ行ってしまった
    • 伊座並杏子は清楚系クール幼馴染。第2話の放送では主人公がなぜ伊座並さんに惚れたのかが明らかになります。主人公と伊座並さんは家族ぐるみの仲であり良く一緒に遊んだものでした。しかし伊座並さんは母親の死を契機にひどく内向的になり、主人公の後ろに隠れてしまうようになります。心優しい主人公はそんな伊座並さんを護る為、陰に日向に配慮を重ねてきました。しかし中学に入ると伊座並さんは美しく成長し学園のマドンナとなりひっきりなしに告白をするようになります。仲介役を頼まれることの多かった主人公は、「第三者の出現」がトリガーとなって、幼き日から抱いてきた異性的感情を意識するようになります。高校の合格発表でクールな表情ながら主人公と目線を交わす姿がとてもグッとくる様子で表現されています。高校時代の主人公は部活生活まっしぐらでしたが、引退を契機に伊座並さんと向き合う覚悟を決めるのです。

 

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  • 音楽の力でフラグ構築せよ!
    • 手が届かなくなってしまった伊座並さんとの距離を埋めるべく主人公はまず同じ大学を目指そうとします。(と、いうか部活三昧だったのに惚れた女の為に夏休みから難関大学の受験勉強を始めるって間に合うんかい!ってツッコミは無粋。受験を描く事が目的ではないので学部選択とか受験科目とかそういう話は捨象されている)。しかし本作の場合は30日後の終末が予言されており受験では間に合わないので様々な方法がとられることになります。映画撮影の茶番はさすがに繰り返しがしつこいとも思われましたが、最終的に音楽の調べによるフラグ構築に辿り着きます。佐藤ひなが授けてくれたのはオリジナルの神の曲。主人公はこれをモノにするため受験勉強をほっぽり出して、近所の楽器ショップに通いつめ猛特訓に励みます。その曲を披露すべく伊座並さんのおうちを訪問しますが、あんなに練習したのに上手く弾けません。しかしながらその調べは伊座並さんの心を打ちます。弾き手チェンジで伊座並さんがとってかわると、美しい旋律が奏でられたのでした。こうして好感度を上昇させた主人公は、告白タイムへ。前回、あっけなく告白して振られたので、もしかしたら毎回告白して振られるのでは?と一瞬思ってしまいましたが、第2話ではヘタレっぷりを発揮し、一緒に勉強しようオチとなりました。
    • 次回は妹回!シスコン気味の主人公がどのように行動するのかに注目が集まります!

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感想まとめ