あの花

【草稿・レジュメ】「コンテンツツーリズムとヘリテージツーリズムの重層性 ~コンテンツツーリズムにより再評価された地域の文化財を活用する日本史授業実践~」

報告用レジュメ 【目次】 1.問題の所在 2.先行研究整理 2-1.コンテンツツーリズムによる地域振興・経済発展を唱えるもの 2-2.コンテンツツーリズムと地域資源・文化遺産の関係を論じたもの 2-3.コンテンツツーリズムが「文化遺産」を再発見・再評価させた「…

【授業実践】コンテンツツーリズムにより再評価された文化財と、それを題材とした高校日本史の授業実践について

これまでコンテンツツーリズムとヘリテージツーリズムの重層性を研究してきた。コンテンツツーリズムはこれまでとは違う客層を発掘し、従来の文化財などの歴史資源に新たなスポットライトを当てる。これにより文化財が再評価され、保存・継承の対象となり、…

【授業開発】コンテンツ作品で題材とされた重要無形民俗文化財を活用した歴史教育について

Key word 高校日本史、日本史B、歴史教育、「伝統や文化の学習」、コンテンツツーリズム、ヘリテージツーリズム、コンテンツ産業、アニメーション、『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない』(通称『あの花』)、重要無形民俗文化財、秩父吉田の龍勢、地…

「『あの花』スタンプラリー2019~聖地ちちぶ 10 年目のあしあと~」の感想

※この文章を読む前のご注意! コンテンツ産業をフックとして地域そのものに興味関心を持ってもらうためにはどうすればよいかという問題意識のもとで書かれています。アニメツーリズムを利用した観光振興政策をとる埼玉県産業労働部観光課。 2019年7月から10…

『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(全11話)の感想・レビュー

コンテンツツーリズムで重要な作品であるため視聴。 埼玉県及び秩父市の観光政策に利用されているアニメ作品。 幼少期の仲良し6人組がヒロインの死により空中分解し過去の呪縛に囚われる。 それぞれがトラウマを抱えて歪んだまま成長しあの日の夏に執着し続…

秋本弘章「『聖地巡礼』と地理教育 〜「あの花」を事例に〜」『地理月報』549号、二宮書店、2017年、10-13頁

概要 『地理総合』が開始されるにあたり、地理教育の新しい方向性が「聖地巡礼」(アニメツーリズム)と一致していることを指摘する文章 以下参考になった箇所 聖地巡礼と学校教育 「これまでの観光地化は行政や地元の業者等が観光産業の興隆を目指して作り上…

埼玉県秩父アニメ『あの花』を題材にした地理教科書!~二宮書店の『基本地理A』におけるコンテンツツーリズムと教科教育の融合~

二宮書店の『基本地理A』(2016年3月18日検定合格)に掲載されている「アニメを通して地図を読もう」(170~171頁)という題材が話題になっている。作品としては埼玉県秩父市を舞台とした『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』が取り上げられており、GIS…