雑録

ひぐらしのなく頃に業 第11話「運命を覆す圭一の行動に感化され、諦観していた梨花が運命に抗う!」の感想・レビュー

沙都子を救うために北条鉄平を殺害してしまう世界線を回避する話。
繰り返されるループに疲弊し運命に抗うことを諦観する梨花を変えるのは前原圭一
殺害という違法な手段をとるのではなく正攻法で児童相談所に押しかけます。
電話で無理なら仲間5人で現地に乗り込み、それが駄目ならクラス全員と担任で再チャレンジ!
公務員は面倒事を嫌うのでそれを逆手に取り対応しない方が面倒だと知らしめる必要があるワケ。
団結は雛見沢の花!圭一達からではなくモブたちから更なる提案が出てきた所が最高潮。

圭一の運命力は沙都子√の世界線を救えるか

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  • 北条鉄平を殺害するのではない道
    • 幾重ものループを繰り返し疲弊しきった古出梨花。そんな梨花が圭一の行動に運命力を感じます。いつもの繰り返しならば沙都子を救うために圭一が北条鉄平を殺害してしまうのですが、この度の世界線は違いました。悟史に惚れている詩音が義妹とも言うべき沙都子を救うために北条鉄平ぶっころを提案したため、それを圭一が止めるという構図になります。そして詩音の椅子振り下ろしアタックを交わすことなく頭で受けることで、その覚悟と誠意を示すのです。
    • あくまでも、正攻法!担任教員が児童相談所に電話しても相手にされないのなら、自ら児童相談所に出向くまで!仲間5人で突撃です。しかし相手はお役所仕事であり得てして保守的なものです。田舎になればなるほど特にね。圭一たちは体よくあしらわれてしまい打つ手なしの万事休す。諦めかける圭一に対して、運命に抗うことを決めた梨花ちゃんカウンセリングが発動します。超ベテラン声優の演技の効果はすごいね。カウンセリングにより覚醒した圭一はお役所仕事を逆に利用することを思い立ちます。公務員は面倒ごとを嫌うので圭一たちのことを相手にしませんでした。そのため、圭一たちの相手をしないほうがより面倒であることを思い知らせる必要があったのです。圭一はその特技である口八丁を生かしてアジテーションを敢行。昼休みを利用してクラスメイトをアジっていきます。そして梨花ちゃんカウンセリングは知恵留先生にも発動し、担任教員も巻き込むことに成功。クラス全員と引率の担任教員で児童相談所に乗り込むのでした。
    • 数の力で偉い人を引きずり出し、これまで事なかれ主義的に対応してきたことを確認。ここでも即保護とはいきませんでしたが、確実に進展はしたのです。さらに圭一たちメンバーにとって朗報だったのは、モブキャラのクラスメイトたちが沙都子を救うためにさらに人数を集めることを自ら提案してきたことでした。あくまでも正攻法に数の力で陳情を重ねる。それが圭一たちの解決法なのであり、雛見沢の特性を良い方向に転化させたものとも言えるでしょう。そういえばゼロ年代の作品って『車輪』などをはじめとし、アジとデモによる大衆パワーで権力に対抗する左派的傾向の作品も多かったですわね(回顧)。

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同人版プレイメモ