ハッピーライヴ ショウアップ!感想
大道芸とは、芸人と観客の間の尽きることを知らぬ対話なのであります。 ショーは芸人がスゴ技を一方的に披露するのではなく観客と楽しい空間を作り上げるもの。 楽しいことが大好きなルーは自分の大道芸で観客を喜ばせることを生き甲斐としていた。 ルーは無…
破局した親友との和解を通してヒロインが自分の将来の夢を見つける話。 サブカルクソ女であったペチカは大衆に埋没することを怖れ、イキって演劇部していた。 だが結局部活は空中分解。親友とは破局し、孤独のうちに高校3年間を終えることとなる。 そんな中…
身分・階級の差恋愛モノ。カーレンティアの両親からの自立が描かれる。 カーレンティアは幼少期に母親を亡くし、傷心した父を喜ばせるため楽器を奏でてきた。 カーレンティアは自らが創出した「大人しく内向的で清楚な母親像」を演じてきたのだ。 しかしそれ…
技量はあるが感情表現に欠けるストイックなバレリーナが踊りの意義を見出す話。 クラリスは不遇な幼少期にバレエに希望を得て、自己を律し厳しいバレエ道に邁進してきた。 しかし経験が浅く視野が狭いと表現に説得力が無く魅力度に欠けるという壁にぶち当た…
主人公が逃げだした修行先から追ってきた妹弟子の話。オマケ程度でシナリオはほぼ無い。 主人公への愛憎を吐露し、憎しみを愛情へと昇華させる所までは良く描けていたのに…… 肝心かなめの「逃げ出した過去への清算」が行われないまま消化不良で打ち切りエン…
主人公がアイデンティティ喪失を受け入れ「何もない自分」に意味を見出す話。 マジックショーの天賦の才を持っていた主人公は「逃げ出した」ことを負い目としていた。 また逃げ出した先でマジックショー以外に何ら特技も無かったこと痛感し葛藤が生じる。 だ…
ヒキコモリ系不登校少女がマジックショーの才能開花により再生される話。 今まで何も無かった自分に突如降って湧いた才能!しかもその使い道まで見いだせた。 みんなで大道芸大会に出てライヴを成功させるんだ。それはソフィアの初めての青春体験。 しかしオ…
個人の能力に依存したソロプレイでは勝てないと悔いた少女がチームを形成する話。 共通√の話を転がす原動力となっているのが大道芸人ルー。 彼女がチームで舞台芸能の出し物をしようと提案したことで皆が集まったのである。 ルーの舞台を成功させようと皆が…
練習を厳しくし過ぎたら部活運営ミスって空中分解し親友とも破局した少女の話。 スラムダンクでゴリが厳しく練習したら部員みんな辞めってたアレのシーンね。 ゴリにはメガネ君がいたけど、ペチカは自ら親友を拒絶したので廃部となり孤立した。 以来アパシー…
ヴァイオリンを弾く意味を見出せた少女が主人公に「特別」扱いされて臍を曲げてしまう話。 カーレンティアは旧貴族の令嬢で若くして数々の賞を総なめにしてきた演奏家でした。 しかし本人はただ機械的に弾いているだけでありその演奏に心はこもっていなかっ…
挫折系主人公が舞台芸能を通してトラウマ持ちヒロインを救済する話その1。 共通√は専門の異なるヒロインたちが一つの舞台芸能を完成させるため各々の課題に取り組む。 それぞれが壁にぶち当たり、自分のトラウマと対峙することで成長していく。 クラリスは…
挫折系主人公が初心者(メインヒロイン)の指導を通して情熱に感化され再起する話。 其の他ヒロインもそれぞれ問題を抱えており挫折した主人公が寄り添っていく形式。 所謂、挫折系主人公+少女救済モノの組み合わせであり、業界ではよく見られるシナリオ構造。 それ…