雑録

観光

『日本交通公社七〇年史』(日本交通公社、1982年)

明治45年3月に設立されたジャパン・ツーリスト・ビューローは、当初は、欧米人観光客を日本に誘致し、日本の文明度の高さを海外に知らしめると共に外貨獲得を目的としていた。だがしかし、旅行ブームの進展とともに邦人客への代売も担うようになっていった。…

バラク・クシュナー/井形彬訳『思想戦 大日本帝国のプロパガンダ』(明石書店、2016)

この本の趣旨(31-32頁) 「戦時下日本のプロパガンダのより詳細な分析が重要である理由として、以下の二点が挙げられる。第一に、戦時下日本の目的追求を下支えした当時の社会心理を浮かび上がらせること。第二に、日本の一般大衆は戦争の積極的な参加者であ…

貴志俊彦『満洲国のビジュアル・メディア』(吉川弘文館、2010年)

本書の趣旨(3頁) 「満洲国はみずからの存在を、どのようなものとして国の内外に認知させようとしたのか。本書は、その企画と弘報政策に深くかかわった日本人が描いた/描こうとした満洲あるいは満洲国イメージから、このことを検証するものである。」 雑感 1…

ケネス・ルオフ/木村剛久訳『紀元二千六百年 消費と観光のナショナリズム』(朝日新聞出版、2010年) 第6章・結び・解説(原武史)(231〜303頁)

この本の趣旨 (戦争末期を除き)戦時中が日本にとって暗い谷間でだったという見方をくつがえすこと。 まとめ http://d.hatena.ne.jp/mmm000mmm/20180914/p1 http://d.hatena.ne.jp/mmm000mmm/20180917/p1 http://d.hatena.ne.jp/mmm000mmm/20180918/p1 http:/…

ケネス・ルオフ/木村剛久訳『紀元二千六百年 消費と観光のナショナリズム』(朝日新聞出版、2010年) 第4章・5章(171-229頁)

この本の趣旨 (戦争末期を除き)戦時中が日本にとって暗い谷間でだったという見方をくつがえすこと。 まとめ http://d.hatena.ne.jp/mmm000mmm/20180914/p1 http://d.hatena.ne.jp/mmm000mmm/20180917/p1 http://d.hatena.ne.jp/mmm000mmm/20180918/p1 http:/…

ケネス・ルオフ/木村剛久訳『紀元二千六百年 消費と観光のナショナリズム』(朝日新聞出版、2010年) 第1章〜3章(55-169頁)

この本の趣旨 (戦争末期を除き)戦時中が日本にとって暗い谷間でだったという見方をくつがえすこと。 まとめ http://d.hatena.ne.jp/mmm000mmm/20180914/p1 http://d.hatena.ne.jp/mmm000mmm/20180917/p1 http://d.hatena.ne.jp/mmm000mmm/20180918/p1 http:/…

ケネス・ルオフ/木村剛久訳『紀元二千六百年 消費と観光のナショナリズム』(朝日新聞出版、2010年)、「序章」(〜54頁)

この本の趣旨 (戦争末期を除き)戦時中が日本にとって暗い谷間でだったという見方をくつがえすこと。 まとめ http://d.hatena.ne.jp/mmm000mmm/20180914/p1 http://d.hatena.ne.jp/mmm000mmm/20180917/p1 http://d.hatena.ne.jp/mmm000mmm/20180918/p1 http:/…

スマホゲームのライブイベントを利用した群馬県前橋市の観光政策(003)「前橋市がライブイベントにゆるキャラ「ころとん」を参加させたことにより、アイドル達との交流が生まれたため、レポ漫画に「ころとん」が多数描かれ、宣伝効果はバツグンだ!」

「紀行」と「イベントレポ漫画」 日本には「紀行」という文学ジャンルがあり、旅行の行程をたどるように、体験した内容を表現します。現代では、イベントなどの体験を漫画にする「イベントレポ漫画」を書き、SNSにあげることが様式美となっています。これに…

スマホゲームのライブイベントを利用した群馬県前橋市の観光政策(002)「SNSの情報共有によるコト消費形態と地域経済の活性化について」

【概要】 2018年9月8日(土)から9日(日)にかけて「デレステ」というスマホゲームのライブイベントが行われました。(ゲームの正式名称は「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」)。 このイベントの協賛となった前橋市は、ライブイベント…

【進捗状況】「なぜ帝国臣民は植民地へと移動したのか?」

【大テーマ】帝国と植民地間の人の移動について調べている。 RQ 「なぜ帝国臣民は植民地へと移動したのか?」→「帝国−植民地間の移動という欲望を喚起させる装置」 これまで 帝国と植民地間のツーリズムや観光についての先行研究などの調査を行った。 http:/…

戦前の旅券(パスポート)制度の歴史

帝国と植民地間の人の移動について研究している。移民・出稼ぎ・商用・旅行・観光など、何故人は移動するのか。その原因には、プッシュ要因・プル要因という違いはあれど、人に移動したい/する必要がある/させたいという欲望を喚起させる装置が存在したは…

観光、ツーリズム、旅行の定義及び旅行業の歴史

はじめに 帝国と植民地間の人の移動について勉強しており、満洲におけるツーリズムを調べている。 前回の演習では、ツーリズムや観光の定義、また戦前日本の海外渡航制度についても述べる必要があるとの指摘を受けた。そのため、参考文献を読んでいるのだが…

小牟田哲彦『大日本帝国の海外鉄道』(東京堂出版、2015年)

趣旨 日本が植民地とした台湾、朝鮮、関東州、満洲、樺太、南洋において敷設した鉄道関係を紹介した書籍。ここではその中から、観光に関するものを抜粋した 以下、本文抜粋 満洲とプロパガンダ 満洲への旅行熱 「日露戦争に勝利し、ポーツマス条約によって満…

有山輝雄『海外観光旅行の誕生』(吉川弘文館、2002年)

趣旨 日露戦争後、新聞の発行部数の減少を食い止めるために創出された人為的なメディア・イベント、それが日本で初めての満韓への海外団体旅行であった。 最初の地域として満韓が選ばれたのは、日露戦争により帝国にのしあがったという大きな物語を追体験し…