まいてつシナリオまとめ
現在ユーザーの評価を巡って炎上している『まいてつ Last Run!!』(11.22事件)。 評価規準は色々と分かれるかと思いますが「シナリオ」は低評価だったのでしょうか。 ここではまいてつLRのシナリオが低評価である理由を詳しく解説していきたいと思います。 実…
中国(大陸)からの誘致で視察に行き、鉄道復権のための観光国策を提言する話。 しかし中国における鉄道制度やその位置づけに関する説明は一切なし。 中国経済を扱うのに社会主義市場経済と共産党一党独裁も完全にスルー。 「ぼくの かんがえた さいきょうの …
全九州周遊鉄道構想を実現することで主人公が事故のトラウマから解放される話。 ヒロインたちと向き合うことで観光鉄道に関する諸問題の解決策が浮かぶという形式。 解決方法は極めて杜撰なご都合主義で、詳述されずに成功するので、割り切りが必要。 「鉄道…
選ばれなかったヒロインの心情描写を展開した挙句、両方選ぶエンドもある。 ノベルゲーで「選ばれなかったヒロイン問題」は割とテーマとして扱われる。 本作は凪orふかみを選ぶことで切られてしまったヒロインの心情を読まされる。 (それでなくとも非ハチロ…
富裕階層向け超高級食堂車を熊本県人吉市から大分まで走らせる話。 気動車内に調理スペースが無い問題を駅から地元特産料理を搬入するという形式で解決。 姉の真闇と実家の酒屋の従業員長から認められて日々姫は承認欲求を満たす。 ご都合主義とさすおに展開…
人見知りが激しい娘に経験を積ませるべく家族で東北雪景色鉄道旅行をする話。 鉄道ならではの旅情と人との交わりを家族の成長に繋げて巧みに描き出している。 娘の対人関係の克服もさることながら主人公やポーレットも親として成長する。 最初から親なのでは…
蒸気機関車から電車への転換が行われず国鉄が民営化しなかった世界線の話。 巨大赤字を垂れ流した国鉄は一部の区間を除きほぼ全てが廃線となった。 その背景にはアメリカによる交通インフラへの介入と市場独占があった。 それでも連帯して立ち向かえばどうに…
経年劣化し寿命を迎えつつある炉利BBAロボットの最期を看取る話。 「子孫を残せなくとも後世に伝えられるものがある」という事がコンセプト。 最後の鉄道業務を全うしながらオリヴィが息を引き取るシーンは感動を生み出す。 泣きゲー。お婆ちゃんが死ねば泣…
鉄道を利用した観光振興により地域活性化を目指す『まいてつ』の続編。 メーカー側では「アフター」という位置づけだが、章立ては本編の続き。 前作のシナリオが丸々入っておりシームレスに新規シナリオに突入する。 ハチロク√は子どもが出来ない苦悩モノ。…
グランド√というよりかは各個別√で成し遂げた地方創生のそれぞれのケースを寄せ集めた感じ。 「九州周遊客貨混合列車」が提唱され「日本全土における鉄道再建へ繋げていくよ」(新-幹線鉄道)で終わる。 地元の復興を主眼としていた主人公くんが地方創生そのも…
市長選選挙で工場誘致派の金融資本家と政治闘争するはなし。 被選挙権の年齢とかは誰も気にしない。そして熊本県で工場汚水って水俣病ネタで結構ナイーブ。 金融資本家サイドの弱点は、民草を基盤としない画一的な上からの開発にすぎないこと。 (しかし主人…
サブヒロイン√はオマケみたいなもので割とサクッと終わります。 しかしそのなかで光るのが真闇√。正規ヒロインにして酒造業で地元復興√も作れた気がする。 各サブヒロインの内容はこんな感じ 真闇√…蒸気焼酎を特産品として焼酎列車で観光開発するはなし 凪&…
「技術継承炭鉱」を軸にした地方創生をするはなし。過去は間違っていない。過去があっての今がある。 ハチロク√が機関士としての側面にスポットライトがあてられるのに対しポーレット√は観光産業重視。 ショージキ最初は廃炭鉱の複合アトラクション施設ってどう…
地元を「蒸気機関車の修理・保全・運用を一体とした拠点」として産業開発するはなし。 鉄道の利点である公共性と大量輸送をアピールし、廃線となった九州の鉄道を繋げる計画を打ち出す。 ちなみに工場は水質汚染と関係ない近隣地域に誘致し、そこから鉄道で…
地方創生物語。滅亡の危機に瀕する地方をどのようにすれば救うことができるのか? 工場を誘致して産業の発展を図る開発派に対し、主人公くんたちは環境保全を唱えて立ち上がる。 どんなに国の環境基準を満たしていても排水汚染は止めることはできず実家の酒…