巡検
2日目は長崎・熊本・鹿児島。長崎市内から島原へ行きフェリーで熊本へ渡って高速道路で鹿児島まで南下。佐賀県内で入手できなかった『ゾンビランドサガ』のスタンプラリー台帳を何故か熊本県でゲットした。後の祭り。 【お品書き】 長崎歴史文化博物館 島原…
博物館はきちんと見ようと思えば、とても時間がかかる。限られた日数でたくさんの場所を見ようと思えば、自ずと強行軍となり、中身が充実したものとは言えないだろう。それでも、地方の博物館がどういう場所なのかを実地で見ておくことには意味があろうと正…
札幌駅周辺でアイヌ文化に触れられる場所はあるが、その場所が市民や観光客に認知され、有効に機能しているかと言われればそうではない。で、あるならば、どうすれば有効活用できるか?という問題。 問題の所在 札幌駅におけるアイヌ文化 今回の課題は、「札…
アイヌのハッサムコタン、入植と屯田兵村、近代工業(缶詰工場)、京アニ版『Kanon』の美坂栞ルートを題材にしたツアーコースです。 コース(JR琴似駅から地下鉄東西線琴似駅までのウォーキング) JR琴似駅→日本食品製造合資会社旧工場→八軒会館→琴似本通り→桑園…
目次 0.問題の所在 天神山チャシ跡を踏査して 1.そもそもチャシとは何か? 2.チャシ群を活用した観光開発の現況~「根室半島チャシ群跡」~ 2-①ブランド化と価値付け 2-②歴史的価値付け 2-②-A)オホーツク文化 2-②-B)アイヌ蜂起史 2-②-C)日露関係史 2-③いわゆ…
今回の授業は「円山公園の巡検」。先住民(アイヌ)、本国政府(明治政府)、入植者(民衆)が「円山」という地域をそれぞれ「聖地」と見なしていることを、実地で体験した。巡検では「円山」という観光資源から、「北海道開拓が近代日本の国民国家形成と帝国的膨…
大学構内をエコミュージアム*1と考えた時のディスカバリー・トレイルの一事例を体験した。 目次 1.講義概要 2.課題「3種類のトレイルのセクショナリズムとパネル問題」 2-(1).各トレイルの展示パネルの体系的な把握が出来ていない。 2-(2).公式情報へのア…
今回の講義はキャンパス南部周辺の巡検であり、サクシュコトニ川の源流と農学校関連遺産群を中心に回った。ここでは時系列順に各地で発見したこと等をまとめていく。 1.クエスト「サクシュコトニ川の源流と北大中央ローンの間の河川跡を探せ!」 (1)コンテン…
本日のヘリテージツーリズム論演習は植物園のフィールドワークでした。 課題は植物園における動植物がどのような文化的意味を持つかを考察すること。 (あと植物園内における竪穴住居跡を見つけること) 単純に自然遺産として考えるのではなく文化的文脈に位置…
フィールドワークレポート 1.無主地問題について 1-1.土地奪取の記憶 1-1-1.説明版を考え直す(奪取後の歴史の書き換え) 遺跡保存庭園の案内板では、竪穴住居が奈良時代末~平安時代にかけて作られたと記されている。しかし、この竪穴住居で暮らしたのは和人…
今回のコンテンツツーリズム論演習では『Kanon』の舞台訪問がテーマでした。 『Kanon』は舞台訪問や聖地巡礼にとって重要な位置づけの存在であるとのこと。 ゼロ年代後半『らき☆すた』の鷲宮などアニメによる地域振興のムーブメントが起こります。 その前史…
講義メモ。 外貨獲得手段としての観光業 明治国家において、世界市場で競争できる輸出品が生糸くらいしかなかった日本は、ジャパンツーリストビューローを結成し、外国人観光客を日本国内に誘致することで外貨獲得を図った。冷戦崩壊後、グローバル資本主義…
コンテンツツーリズム論演習の課題で作成している聖地巡礼ツアー(案)です。 現実と作品内での描かれ方の対比 「コンテンツツーリズム」という一連の体験では、コンテンツとオリジナルの「相互参照作業」が重要であるとのこと。そのため、原作比較を行いまし…