アルミホイル
ステレオタイプの依存系拗らせ女子がとてつもなくめんどうくさい豆腐メンタルヘタレっぷりを披露する話。 普段生真面目に生きているが故に、少しのことでも失敗するとすぐにアイデンティティクライシスさ。 キャラ造詣としては野良猫ハートの黒木や大図書館…
汚職容疑で父が自殺したため母が新興宗教に走ったが故に自らは正しくあらんとする願い少女の話。 新興宗教は『Moon.』や『素晴らしき日々』が有名ですが、『よめがみ』はさほど深刻ではない。 前半は目的と手段が挿げ替えられ正しくあること事体が目的と化し…
人工知能やAIめぐる諸問題及び技術革新の受容と環境適応に関するはなし。 完全にヒロインの人物像の掘り下げがグランドエンドへの装置と成り下がってしまっています。 流花というキャラクター表現を語る話が中盤から突如吹っ飛び物語の背景を説明する話へ…
戊辰戦争の白虎隊よろしく少年武装集団を全滅させてしまった少女が罪の意識から解放されるはなし。 内部で敵対していたライバル集団のおっさんが実は良い人で婉曲的に少女を成長させようとしていたパターン。 口下手で漢気あふれるおっさんは刀剣バトルを通して…
正義を振りかざす、ブラコンをこじらせた幼馴染を解放するはなし。 偉大なる兄が女に良いようにあしらわれる姿を見て愕然とする幼馴染を救済しましょう。 杓子定規な正義感を振りかざし、価値観の押し付けに酔いしれる思想を転換させる。 こうして主人公くん…
母親に束縛されたハイパー面倒くさい少女を救済するはなし。黒木さんの面倒くささは折り紙付き。 シャチ√が短かったのに対し、黒木√は冗長であり精神にも重く圧し掛かりなかなか進みません。 最近「面倒くさい系」ヒロインのキャラクター表現がよく見られる…
莉佳シナリオは真面目で頑固な優等生の閉塞状況を解放するはなし。 抱えているものがあっても人に言えず抱え込んでしまう少女を救いましょう。 人生に楽しみを見出せた莉佳は、ラフプレイに走りがちな幼馴染みに楽しさを伝えていきます。 主人公くんを救えな…
水ノ瀬琴里シナリオは「ボッチ系孤高ガールにありがちなこと」。 家族問題からココロを開くことがトラウマとなった少女を解き放て。 自己肯定感がテーマで自分を受け入れる話しにありがちな定型文。 「自分は自分で良いんだと自己肯定できたから周囲から祝福…
夕莉シナリオはネガティブで後ろ向きな重い女を受け入れて肯定するはなし。 シナリオの展開は主に二つで「幼馴染みとの三角関係編」・「双子姉妹の攻防編」に分かれる。 特に双子姉妹編では花子を中心に物語が展開され、むしろメインヒロインは花子。 ましろ…
桜花ルートは素直になれない生真面目系委員長がゲームに関する価値観を変えるはなし。 相変わらず回収されない伏線。 桜花のパパが失踪したのは桜花が死ぬor重病になる因果律を変更させたからか? 最終的にパパの集合的無意識がサルベージされて意識体が固定…
ルカシナリオは、孤独だった少女が生み出した「イマジナリィフレンドの霊的具象化」がテーマ。 しっかり系妄想文学キャラの秘めた想いを垣間見るという表現はそそるものがあります。 内面の機微が伝わってなかなか刺激にもなり、面白く感じました。 鷺月ルカ…
大図書館の羊飼いの桜庭玉藻ルートは「封建遺制」がテーマ。 因習にとらわれ思考停止してしまった少女を解放しましょう。 権威に従うことでしか自己を保てない弱き人間の力とならん。 しかし個人の内面の在り方が前向きになりました!といきなりエンディング…
ガンナイトガールの風祭ルートは「依存体質の女を自立させる」おはなし。 全体的にテンポが遅く感じ、少女のトラウマに根気良く付き合うことになる。 民間人の「何もできない感」の表現は巧みだが、フィクションで「何もできない感」を追体験しても。 ここで…
こんぼくの渚ルートは、メインヒロインたち攻略後のおまけシナリオ。ぶっこぉすぞ。 透が空手をやっていた当時からのおっかけファンであり、汚名を被ってもずっと慕い続ける。 疑わしくても信じていたからこそ報われたという展開でハッピーエンド。 大音渚の…
るいは智を呼ぶの白鞘伊代シナリオは「正しさとは何か」というおはなし。 主なイベントは呪い解除への謎解きなのだが、ようやく核心にも迫るかと思いきやスルー。 伊代シナリオだけど脇キャラの恵にスポットライトが当った展開だったよ。 白鞘伊代シナリオの…
努力系真面目秀才だけど、実は不器用で一人で抱え込んじゃう少女の苦しみを分かち合おうではないか!! 名香野陽向のキャラクター表現とフラグ生成過程 中央執行委員長の名香野陽向は主人公くんに一目惚れ。しかし、その正体が廃部寸前の怠惰な部員と知るや…