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ミヤスリサ『しゅうがくりょこうハードコア』(D・N・A.Lab.、2020年9月)の感想

ミヤスリサ先生の幼馴染シリーズ。今回は修学旅行モノ。 ミヤスリサ先生は道民で、北海道の修学旅行は東京→京都というスタイルだそうな。 先生ご本人が仰っていますが東京→京都って物凄い行程で驚きです。 幼馴染シリーズのヒロインはおっとり系のんき少女で…

【薄い本】C94関連同人誌の感想・レビュー

とりあえず書いた順に掲載していき、あとでシリーズごとに整理・体系化します。 伊東ライフ『ゆるゆるぱこぱこ北上さん』 艦これ本。前半が北上さんで、後半が雷・電とのオマケマンガ。伊東ライフ先生の薄い本では、人生に疲れた男が少女に癒されるパターン…

最近読んだ薄い本 COMIC1☆13など の感想

著者名順(今のところ)。 淡夢『私のかわいい指揮官様(お兄ちゃん)』(ゆうさりつかた、2018/04/30) アズールレーンのイラストリアスとユニコーン本。 指揮官とイラストリアスが結婚することになり、それを嬉しく思うものの一抹の寂しさも感じるユニコーン。そ…

ミヤスリサ『それでもおにいちゃんの彼女になりたい』(D・N・A.Lab.、2017)の雑感

押せ押せJK妹によるリーマンお兄ちゃん攻略モノ。 年齢差があり幼少期から可愛がってきたイモウトとレッツ背徳します。 幼少期を振り返るページが1頁あるのですが、そこがもう破壊力抜群となっています。 あとデフォルメ絵がとても可愛い。そしてミヤスリサ…

『りゅうおうのおしごと!』関連の薄い本

買ったのリスト 溝口ケージ『りゅうおうのおすまい』(NtyPe、2017年8月12日) とら→http://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0030/55/84/040030558452.html?rec=circle メロン→https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=270482 溝口…

三上ミカ先生様の歪んだ兄妹関係モノ『As your mind.』兄の懊悩とイモウトの狡猾さがみどころ!!

歪んでる人間関係の煩悶のなかにこそある愛憎悲喜こもごも。 Let's 背徳 イモウトモノの物語の原動力の一つに「背徳感」というものがあります。周囲から受け入れられないことを前提にしたうえで、人間は社会的動物であるとしてその関係を断ち切るのか、それ…

C93薄い本雑感その3

アイマス系 しおこんぶ『LET』(LAMINARIA) しおこんぶ先生の楓さん本。竿役プロデューサーが渋いクール系やもめジジイ。楓さんのデビュー日と亡妻の命日が一緒なため良い雰囲気が毎年台無しになってしまいます。そんな中で楓さんが取った方法とは!?酔った…

C93薄い本感想・レビュー「バーチャルYouTuber」について編

C93の注目点のひとつ。バーチャルユーチューバー C93では中国産スマホゲー『アズールレーン』の台頭が歴史的現象の一つでしたが、その他にも「バーチャルユーチューバー」も散見されるようになりました。この「バーチャルユーチューバー」もまた文化的発展・…

C93薄い本感想・レビューメモ(随時追加)

毎度おなじみの艦これ、アイマス、東方。それらから少し遅れて流行ったFGO。旬のものとしてはラノベ原作や時事系消費アニメ。ここら辺は例年と同様です。今回の注目点はアズレンとバーチャルYouTuberと言えるでしょう。 アズールレーン 今回から特に躍進した…

いちはや『300万円欲しい』を読んだ雑感。

いちはや先生が描く相変わらずの不幸系少女歪んでる慕情シリーズ。 不道徳的でありながら、救われているんだかいないんだか、味わい深い作風が醍醐味です。 今回の話は、祖母の入院費を稼ぐために私立に入りたいと嘘をつき唯一頼れる社会人に縋ります。 しか…

サービス産業なので、どうしても合う合わないはあるわけだが、わざと聞こえるように陰口を叩かれるのは辛い。というおはなし。

塾講はサービス産業である。講師は吐いて捨てるほど存在し、その中で生き残りをかけて日夜戦いが繰り広げられている。講義だけでOKの塾は結構よい方だと考えてよろしい。酷い所だと担当生徒とかクラス経営とかある塾もある。それはチューターがやってくださ…

薄い本(2017年8月)備忘録【1】(C92)

みちきんぐ『慰め上手のこいしちゃん』(あんみつよもぎ亭 ) みちきんぐ先生御家芸のおねショタ本。明るく意地悪系なお姉ちゃんが気弱系少年を性的にイジメます。お互いに性知識に乏しく、泣いているのを慰めるという形式で少年が攻められていくのですね。少…

なかじまゆか先生の制服楽園シリーズにおける店長本の面白さについて

数ある制服楽園シリーズの中でも屈指の名作と言えるのが店長本です。設定がきちんと練られていて素晴らしい。 ツンデレ男:店長とおっとりお嬢様:広野さんの絡みがコンセプトのファミリーレストラン「馬車道」本です。 本社でのゴタゴタの責任を擦り付けら…

なかじまゆか先生が5年ぶりに『制服楽園32』を出していたことに気づく。

私はもう完全にぬるい性分であり新作チェックなどもせずぷらぷらと同人ショップの店頭を覗いて棚を見たり同人ショップの通販サイトを気まぐれに眺めるばかり。コミケ92の新作も並んだだろうと近所の中古同人ショップに行ったら『制服楽園32』が!! 参考 制…

受験に失敗するということは人生において凄まじい劣等感を抱かせるものよ。

みなさん、こんにちは。こんな受験シーズン真っ只中だからこそかもしれませんが、受験失敗モノの薄い本ですよ!私は挫折モノが大好きです!! いちはや『妹は受験に落ちた』(2017/2/12) 資本主義社会は競争が原則なわけで、競争では誰しもが勝者となるわけで…

気が滅入っている時には退廃的な薄い本を読んでさらに陰鬱な気分に。

精神的に摩耗し、疲弊することも多い今日この頃。寝ても休んでも虚脱感。なんか何もしないのにエネルギーが身体から流れ出すような感じ。故に何もする気になれない。時間だけが無為に過ぎてゆく。感じるのは焦燥感。休みの日なのに生産的なことは何もできず…

無力感に陥った時に読む薄い本シリーズ

もともと自分の人生に期待などなく、ただ諾々と生きているだけの毎日。だが特に教育・啓発事業に従事していると無力感に襲われることも多い。どんなに教育活動を行っても、何も変わらず愚鈍なままの生徒を見せつけられると、自分の努力など一切無駄ではない…

C91関連の薄い本感想・レビュー(002)〜艦これ本〜

鶴崎貴大『夕立は提督さんが大好きっぽい! 』 首輪プレイモノ。ドMが犬のようにすり寄ってくるシュチュっていいよね!頭なでなで。提督のペットになりたいとねだる夕立ちはもう既にペットプレイに嵌っていたのだという展開です。やはりペットプレイの醍…

C91関連の薄い本感想・レビュー(001)

月路『響ちゃんに癒やされたい!!』の感想 絵が可愛かったから買った。仕事に忙殺された提督は響と私的な会話もできないほど。そのため響は欲求不満になってしまい、手が触れドキドキしながら恋人繋ぎに発展しックス。理性では自制しなければと思いながらも肉…

(C90)関係 雑感その2

三郷なな『私のひざをかそうか?』(infinity line,2016/08/14) 艦これヴェールヌイ本。ヴェールヌイはソ連の賠償艦かわいい。時報ボイスにある「私の膝を貸そうか?」ックスからの同衾事後朝イチャラブが展開されます。そしてぶかぶかYシャツ挑発系おねだり…

C90読んだ本 感想・レビュー その1

2016夏コミ本の感想・レビュー。とりあえず1本目。 なかじまゆか『D.L. action 108』(Digital Lover,2016/08/14) なかじまゆかさんの新作を見ると『制服楽園』の新作を書いてくれないかなぁと思うのが最早お約束となりつつある。今回の艦これ本もショタ提督…

三上ミカ先生の睡姦妹モノ ついに後日談へ

ついに後日談まで来たか!!!と実に感慨深い作品。 今まで妹が誘い受けで寝たフリして兄が襲うの待っていたイモウトなわけだが・・・。 後日談では逆にイモウトが兄に襲いかかる。 まぁ逆をやったわけだがイモウトが襲う側の心情をトレースしていてとても趣…

C89関連で読んだもの備忘録的感想メモ

個人的な印象としては相変わらず艦これ、デレマスが人気で、グランブルーファンタジーが目立ってきた感じ? 艦これはやたらと鹿島が量産されまくっていた感があります。 余り積極的に開拓していないのでどうしても有名作者の作品や人気ジャンルに偏ってしま…

人生が辛いときに読む薄い本シリーズ 伊東ライフ先生 の巻き

仕事はツライ。だが無職になるかと言われればノーと応えざるをえない。 仕事をしていない方が仕事をしているよりもツライのである。絶望だ。 故にどんな仕事だとしても絶望を知っているからこそ身を粉にして働くのである。 だからといって仕事がツラくないか…

心が折れそうな時に読む薄い本シリーズ(001) ノジ「子宮口の彼方、お兄ちゃんの果て」(2013)

概要 小説家を志すがなかなか芽が出ないダメお兄ちゃん。そんなお兄ちゃんの不安な心をイモウトが利用し既成事実をしてしまいます。以来お兄ちゃんは、イモウトによる性的な慰めを糧に生きていくことになります。イモウトに肯定されることで何とか諦めずに頑…

『艦隊これくしょん -艦これ-』の同人をいくつか読んだので感想

戦艦「榛名」(はるな) 金剛本は大量にあるのに榛名本は少ないよなぁと嘆かれます。また金剛本の中に出てくる榛名もキャラが固定化していないせいか、様々なキャラクター設定の榛名が出てきます。個人的には従順系の設定が好ましい。戦艦「榛名」はインド洋作…

蛸壷屋『レクイエム 5 ドリーム』(同人誌 2009年)の感想・レビュー

原作を読んだことないのでモトネタを全然しらないのですが、すごく面白かったので感想を書きます。 主に焦点が当てられるのは澪という黒髪ロングの少女。 彼女は生半可に音楽の才能があったためお山の大将を気取っていたが、天才少女の出現により自信を打ち…