承認欲求
科学に挫折した少年が17世紀後半英国における異世界転生を経て現世でもう一度科学に挑戦する話。 ニュートンは実は金髪ツインテ炉利であり、主人公くんは万有引力の法則を見つける手伝いをする。 最後は無事に『プリンキピア』を刊行して現世に舞い戻る別離…
自分がこれまで依拠してきた「自己の存在証明」を捨てアイデンティティ崩壊した少女のはなし。 レゼンデートルがなくなり宙ぶらりんになった少女は愛する男に自己の生きる意味を見出す。 一方主人公くんは神職であることから女神を性的に見ることを抑圧して…
富裕階級コンプレックスのお嬢様は個人として承認されると好感度マックスなの。 お嬢様としての自分ではなく、若葉本人を見て欲しいとの欲求に応えましょう。 親友からの関係性変化モノで終わることなくアイデンティティの確立まで扱います。 最後はモヤモヤ…
孤独を孤高と読み替えるハイパーツンドラめんどくさい少女のココロを雪融けさせる話。 祈さんシナリオを読んでいくと「どうみても祈さんは自分です」と思うプレイヤは多いかと。 『山月記』読んでると「李徴は俺か!?」と思うのと同じパターンですね。 「自…
Clover Day'sの杏璃シナリオは「義妹関係性変化」のテンプレもの。 テンプレ通りシナリオパターンは以下のように分けることができる。 (1)好感度MAX状態なのに現状の関係性を壊したくないと躊躇するフラグ構築編。 (2)偏見のある兄妹愛を世間に認めて貰う…
イノセントガールのかがりシナリオは「才能と個人」をめぐる問題。 無表情系天才肌芸術ヒロインが求めたのは才能の評価ではなく人格の承認。 天才として特別視されることを嫌う少女自身を肯定せよ。 個別の序盤まではかなり面白かったのですが、途中でシナリ…
『大図書館の羊飼い』では小太刀ルートから、各ヒロイン個別に分岐できます。 そこでは基本的な流れはほぼ同じで、個別ヒロインから主人公が肯定・承認・救済されます。 そしてお決まりの父親と『暗夜行路』してたら『和解』しちゃった!が発動。 羊飼いは社…
『大図書館の羊飼い』の御園千莉ルートは「承認欲求」のおはなし。 自分の才能を将来に生かすのではなく、人と繋がることに使いたい少女。 「歌を通して誰かに喜んで欲しい」ということを気づかせろ! 競争社会で友達を求めるかまってちゃんを支えていく。 …
ましろ√は、「役割を担う者の誇り」が描かれています。 “誰にでもできることであれども、その「誰か」は「自分」でありたい” 労働疎外に陥ってしまった人たちへの賛歌となりましょう。 このシナリオでも主人公くんは何もできず、戦争についても描かれません…
ドラクリオットのエリナ√は、ロシアの軍事技術班介入阻止作戦。 ロシアビッチっ子がオープンハートするまでは結構楽しめたが後半は失速ぎみ。 個人の凄惨な過去→受け入れてフラグ成立→社会的な問題発生のありがちパターン。 エロ担当なアホっ娘だが、キャラ…
完璧超人で人を弄ぶ少女は、実は努力の塊な娘で勝手にファビョって精神崩壊しちゃうの。 心がマイナス方向になってネガティブになったヒロインを助けられるのは主人公くんだけ!! 古賀沙夜子のキャラクター表現とフラグ生成過程。 会長こと沙夜子は完璧超人…
試験管ベービーであるが故に迫害された傷心跳ねっ返り少女のおはなし。 他ヒロインに比べて視点切り替えが多く、小麦の内面描写に多く割かれている。 あまり本編シナリオ以外では絡まない冴香姉さんがいい味だしてくれるのも小麦ルートの特徴。 小麦のキャラ…