海事

呉市史編纂室編『呉市史』第三巻(呉市役所、1964年)

『呉市史』の第三巻は明治16年から大正15年までの呉海軍について記載してある。 以下、呉市の通史に関する箇所をまとめておくこととする。 鎮守府開庁以前 明治16年 海軍省水路局の基本調査の開始 「日本の沿岸を東西二部の海軍区に分けた(常泊所-東京湾・長…

呉市制100周年記念版 歴史ビデオ「呉の歩み」(呉市、DVD、2002)

呉市のDVD資料を見たので内容をまとめておくこととする。 第1章 呉市誕生 第2章 軍港・呉の繁栄と輝ける大衆文化 第3章 軍港ゆえの傷跡 第4章 平和産業港湾都市への復興 第5章 日本の産業を支える呉の技術 第1章 呉市誕生 第二代海軍卿・川村純義 → 各鎮守府…

上杉和央「軍港都市<呉>から平和産業港湾都市<呉>へ」(坂根嘉弘編『西の軍隊と軍港都市: 中国・四国 (地域のなかの軍隊 5)』、吉川弘文館、104-130頁)

本論の内容 軍港都市としての呉は空襲と敗戦により断絶したが、占領政策の変化と自衛隊の創設により軍隊の街として連続しており、「赤れんが」という海軍イメージの利用により、空間的な広がりを見せている。 はじめに 平和産業港湾都市 「平和産業港湾都市…

『男たちの大和/YAMATO』を見た感想

戦艦大和の生き残りを養父とした女性が水没した地点に散骨しに行く話。 船を出すのは同じく生き残りで、女性の養父を上官とした元・少年兵。 元・少年兵は自分だけが死ねなかった自罰意識を抱えて60年間苦悩してきた。 散骨しに行く過程で、大和で勤務してい…

講座「広海軍工廠・第十一海軍航空廠と航空機」のメモ

本論の趣旨 広工廠や十一空廠が大正・昭和初期における国内の航空機開発にいかなる影響を与えたのか。 1.広海軍工廠の設立と航空機の黎明 2.広海軍工廠と航空機開発 3.広海軍工廠と航空発動機 4.第十一海軍空廠と第二次世界大戦 質疑応答タイム 1.広海軍工廠…

史学雑誌「回顧と展望」(2018-2020)における海事・海軍・軍港都市に関する文献のまとめ

※掲載順 『史学雑誌』127編第5号(2018.5) 佐藤理恵「維新期佐賀藩海軍とその終焉」(『佐賀大学地域学歴史文化研究センター研究紀要』一二) 佐賀藩海軍の動向を追い、明治新政府海軍への収斂を展望した 山田裕輝「幕末期萩藩の海軍建設とその担い手」(『年報…