世界史

戦間期【2】ソ連の社会主義国家建設

(1)ソヴィエト政権の危機 (2)革命の防衛 (3)戦時共産主義からネップへ (4)ソ連結成 (5)第一次五カ年計画 (6)スターリン体制 (7)東欧・バルカン半島情勢 関連:ロシア史 通史まとめ (1)ソヴィエト政権の危機 ①内戦 赤軍(革命政府軍)…1918年1月に設立され、…

戦間期【1】欧米諸国の情勢

1.戦間期アメリカ 2.戦間期イギリス 2.戦間期ドイツ 3.戦間期フランス 4.戦間期イタリア 1.戦間期アメリカ (1)パクス=アメリカーナの時代へ ←工業力と金融力にぬきんでる経済大国アメリカの出現 ①物資と借款を提供して債務国の地位を脱して債権国となる。 ②…

第一次世界大戦【3】ロシア・ドイツの革命と大戦の終結

1.ロシア革命 (1)三月革命(露暦二月革命) (2)十一月革命(露暦十月革命) (3)世界初の社会主義政権 2.ドイツ十一月革命と大戦の終結 3.ヴェルサイユ体制 (1)パリ講和会議 (2)ヴェルサイユ条約 ドイツとの講和条約 in パリ郊外ヴェルサイユ宮殿 cf.ドイツ以外の講…

第一次世界大戦【2】大戦勃発と総力戦体制

1.第一次世界大戦の経緯 (0)勃発前 (1)大戦勃発 (2)大戦の展開 (3)秘密外交の展開 ~イギリス三枚舌外交~ (4)大戦の転換点 ~1917~ アメリカ合衆国参戦とロシア革命によるソヴィエト政権の誕生 (5)大戦の終局 2.総力戦下のヨーロッパ (1)新兵器の登場 (2) …

第一次世界大戦【1】大戦前夜の列強対立

(1)「パクス=ブリタニカ」に対するドイツの挑戦 (2)三国協商 (3)イギリス陣営VSドイツ陣営 (4)オーストリアのバルカン進出 (5)バルカン戦争 (6) ヨーロッパの火薬庫 (1)「パクス=ブリタニカ」に対するドイツの挑戦 1890 ドイツ、ロシアとの再保障条約の…

帝国主義 列強の植民地分割

1.アジア分割 (1)オスマン帝国への列強進出 (2)インド・東南アジア・中国へのヨーロッパの進出 (3)アジアをめぐる英露対立 2.アフリカ分割 (1)アフリカ分割 (2)植民地化を免れた国 (3)アフリカ分割をめぐる英仏対立 (4)各国のアフリカ分割 (4)-1.イギリスの…

帝国主義アメリカ ~膨張主義の展開~

1.南北戦争後のアメリカ 2.アメリカの対外膨張 パン=アメリカ会議(1889) マッキンリー政権(任1897~1901) セオドア=ルーズヴェルト政権(任1901~09) タフト政権(任1909~13) ウィルソン政権(任1913~21) 1.南北戦争後のアメリカ ①黒人問題…解放された400万…

帝国主義ロシア ~バルカン方面挫折→極東方面挫折→バルカン半島へ再進出~

(1)ロシアにおける資本主義の発達 (2)バルカン半島への進出の挫折 (3)極東への進出 (4)ロシアにおける多様な政治潮流の出現 (5)日露戦争と第一次ロシア革命 (6)ストルイピンの反動政治 (7)バルカン方面再進出 関連:ロシア史 通史まとめ (1)ロシアにおける資…

帝国主義ドイツ ~ビスマルクからヴィルヘルム2世へ~

1.ドイツ帝国の特徴 2.ビスマルク内政 3.ビスマルク外交 4.ビスマルク体制 5.ヴィルヘルム2世(位1888~1918)の即位 (1)ビスマルクとの対立 ~若い皇帝は自ら政治を指導することを望む~ (2)世界政策 ~ヴィルヘルム2世の帝国主義政策~ 6.ドイツ社会民主…

帝国主義フランス ~高利貸帝国主義と第三共和政~

(1)高利貸帝国主義~銀行の資本力~ (2)帝国主義フランスの内政 ①1870年代の動向 ②共和派VS反共和派 ③労働運動の展開 ④共和国の安定 (1)高利貸帝国主義~銀行の資本力~ ①特徴 対外的要因 ビスマルク体制により欧州内での活動を狭められた分、植民地拡大政…

帝国主義イギリス ~「世界の工場」から「世界の銀行」へ~

1.1873年の大不況とイギリスの動揺 (1)「世界の工場」から「世界の銀行へ」 (2)イギリス覇権の動揺 (3)イギリス帝国主義の特徴 2.イギリス帝国主義の展開 第二次ディズレーリ内閣(任1874~80) 第二次グラッドストン内閣(任1880~85) 第三次ソールズベリ内閣(…

帝国主義概論

(1)19世紀後半の世界の一体化 (2)第二次産業革命 (3)資本主義の最高段階としての帝国主義 【金融資本・独占資本・資本輸出】 (4)帝国主義の展開 (5)世界の再分割とベルエポック (6)資本主義社会 (7)労働運動と社会主義運動の高まり (7)-1.第1インターナショ…

戦後東欧史

1.第二次世界大戦後の東欧・バルカン地域 ①親ソ政権 ②人民民主主義 ③ユーゴスラヴィア 2.社会主義圏の拡大 3.雪どけの影響 4.社会主義諸国の独自展開 5.東欧社会主義圏の解体 (1)ポーランド (2)東欧革命 (3)ユーゴスラヴィア内戦 1.第二次世界大戦後の東欧・…

戦後西欧史

1.戦後イギリス史 (1)内閣の動向 (1)-1.アトリー労働党内閣(1945~51) (1)-2.マクミラン保守党内閣(1957~63) (2)60年代イギリス イギリス病 (3)新自由主義 (4)ポスト冷戦 2.戦後フランス史 (1)第二次世界大戦後の状況 (2)60年代フランス ド=ゴールの時代 …

戦後ソ連史

1.ソ連の「雪どけ」と平和共存政策 (1)スターリン死(1953)後の政策転換 (2)フルシチョフの対アメリカ外交 2.ソ連の威信低下 (1)ブレジネフ時代(1964~82) 3.ペレストロイカとソ連の崩壊 (1)ソ連社会の停滞(1970年代~) (2)ゴルバチョフの改革 (2)-1.ゴルビー…

戦後アメリカ史

世界の指導者 (1)反共政策 (2)アメリカ;アイゼンハウアー政権(共和党;任1953~61) 2.アメリカ合衆国の動揺 (1)ケネディ政権(民主党;任1961~63暗殺) (2)ジョンソン政権(民主党;任1963~69:ケネディ暗殺で大統領に就任) (3)ニクソン政権(共和党;任1969…

戦後国際関係史 第三世界

1.第三世界 (1)第三勢力とは何か? (2)第三勢力の形成 2.中ソ対立 ①中ソ対立の起源 ②チベット反乱(1959.3) ③中ソ対立表面化 ④公開論争 ⑤武力衝突 ⑥中ソ対立の影響 3.第三世界の分化 (1)南北問題…世界の問題を西側資本主義陣営と東側社会主義陣営の対立からと…

戦後国際関係史 東西冷戦

1.戦後国際秩序の形成 (1)国際連合の発足までの歴史的経緯 (2)国際連合の性質 (3)アメリカの経済的覇権 ~戦後の国際金融・経済協力体制の構築~ (4)戦後処理 2.東西陣営の対立 ①1947年 ②1948年 ③1949年 ④1955年 3.アメリカの「巻き返し政策」 アメリカの同…

戦後ラテンアメリカ史

(1)戦後のラテン=アメリカ (2)キューバ革命 (3)ラテンアメリカ地域史 ①チリ ②アルゼンチン ③ニカラグア ④メキシコ ⑤ブラジル (1)戦後のラテン=アメリカ ①アメリカの強い指導 a)リオ協定(米州共同防衛条約)…1947年9月。リオデジャネイロで結ばれたアメリカ主…

戦後アフリカ史

1.アフリカ諸国の独立 英領ガーナの独立(1957年3月) 仏領北アフリカ 「アフリカの年」 アフリカ統一機構(OAU) 2.独立後のアフリカの問題点 3.アフリカ地域史 エチオピア情勢 ジンバブエ 南アフリカ共和国 1.アフリカ諸国の独立 英領ガーナの独立(1957年3月) …

戦後インド史

イギリスからの独立 インドにおける宗教的対立 1947年 インド独立法(英;アトリー内閣) 1950年 ネルー首相(任1947~64)がインド憲法を発布 連邦共和国の建設 旧英領セイロン 戦後インド史の展開 インディラ=ガンディー政権(1966~77、80~84) ラジプ=ガンデ…

戦後西アジア史

戦後イラン史 中東戦争 ⓪背景 ①第1次中東戦争(パレスティナ戦争:1948~49) ②第二次中東戦争(スエズ戦争:1956~57) ③第三次中東戦争(六日戦争:1967) ④第四次中東戦争(1973) ⑤第4次中東戦争以後のパレスチナ 米帝のイラク介入 (1)親米政権のイランで革命が…

戦後の東南アジア

1.旧仏領インドシナ 1-1.ヴェトナム史 (1)インドシナ戦争(1946~54) フランス・ヴェトナム国 VS ヴェトナム民主共和国・カンボジア・ラオス (2)ヴェトナム戦争 アメリカ・ヴェトナム共和国 VS ヴェトナム民主共和国 (3)ヴェトナムの政策転換 1-2.カンボ…

戦後の朝鮮半島

1.朝鮮半島南北分立 2.朝鮮戦争 3.北朝鮮情勢 4.韓国情勢 (1)開発独裁 (2)民主化への道 1.朝鮮半島南北分立 1943年 カイロ会談 → 戦後の朝鮮の独立が承認される。 1945年 8月…米ソによる南北分割占領(北緯38度線) 9月…建国準備委員会が李承晩を主席とし朝鮮…

戦後中国史

1.国共内戦と中華人民共和国の成立 1945年 1946年 1947年 1949年 2.中華人民共和国建国後の展開 新中国の統治方針…漸進的に社会主義へ移行 1950年 1951年 1952年 1953年 1954年 3.大躍進の失敗 建国期 1958年 第二次五カ年計画 スタート 調整政策 毛沢東の逆…

【解説】講義用 センター試験世界史B(2020年1月18日実施)

今年もセンター試験明けの最初の講義ではセンター世界史の解説をします。 高3では二次私大の為の知識の確認も兼ねて、教員が解説する一斉授業形式。 高2はグループごとに大問を割り振り解説作りと発表をさせるアクティブラーニングをやります。 週明け最初の…

【レポート】満洲国の観光について 終章

本論文のリサーチクエスチョンを確認しておく。まず対象としては満洲国の国策機関や観光協会などの事業者とともに、旅行記・紀行文の分析により観光者に重点を置いた。それを踏まえ、観光者の旅行行動の実態を通して、満洲国の諸都市が観光者の視線にどのよ…

【レポート】満洲国の観光について 第四章「観光から見る哈爾濱」

はじめに 第四章では観光者の視点で描かれた哈爾濱を見ていく。哈爾濱はロシア色の強い地域で、三国干渉の見返りとして東清鉄道の敷設権を獲得したことを契機に建設が始まった年である。ロシアの中国進出の拠点となり、一九三五年に北鉄が譲渡されるまで、ロ…

【レポート】満洲国の観光について 第三章 「観光から見る奉天」

はじめに 奉天は新京と異なり、満洲国成立を契機に新たな都市建設が進んだ都市ではない。清朝ゆかりの地であり、初代ヌルハチと第二代ホンタイジの居城であった奉天城を中心に城内と呼ばれる市街地を形成していた。また清朝崩壊後には軍閥の拠点が置かれ、奉…

【レポート】満洲国の観光について 第二章 「観光から見る新京」

はじめに 第二章からは各都市における観光者の旅行行動及び観光者の視点から見た都市の様相を見て行く。新京における観光の特徴として、観光事業者側は日本が建築した近代的建築群を観光資源とし、観光者に見せようとしていた。しかしながら観光者は、それら…