個別

缶詰少女ノ終末世界「八乙女華江シナリオ」の感想・レビュー

主人公が多重人格で別人格のツバキが時間遡航・並行世界認識の能力者であることが明らかになる話。 フラグへし折り形式であり攻略ヒロインたちは伏線回収のためのパーツに過ぎない。 八乙女先輩√では太陽嵐の終末が訪れるが、個別を選ぶとバッドエンドとなる…

金色ラブリッチェ-GoldenTime-「僧間理亜FDご都合主義エンド」の感想・レビュー

完全に賛否両論別れそう。本編グランドエンドを全否定する理亜存命エンド。 主人公くんと初めて結ばれた日に初潮が来て一発必中妊娠確定。 余命幾何もない理亜は堕胎をせずに自らの命と引き換えに娘を出産することを望む。 そして母子共に健康です!産後の経…

金色ラブリッチェ-GoldenTime-「ミナ√」の感想・レビュー

「恋愛とは何か」や「自分探し」を模索するキャラゲー。 日常を丁寧に描いている分、意外性のあるイベントは起こらず、平常運行。 やや引き延ばしにも感ぜられてしまい、途中でウトウト眠ってしまった・・・すみません。 しかも最終的に主人公くんの「自分探…

金色ラブリッチェ-GoldenTime-「城ヶ崎絢華シナリオ」の感想・レビュー

家の理想化と友達幻想により勝手に自滅したツンギレ菊座少女のギャグゲー。 前半の「家制度」問題はフツーに家長の爺さんが良いお方で解決。 後半の「友達幻想」では絢華と理亜が友情の再確認を行うことで解消。 幼少期のトモダチ、及び主人公くんとの過去は…

『さくら、もゆ。 -as the Night's, Reincarnation-』「グランドエンド(クロ√)」の感想・レビュー

生まれてきたことを後悔する少年少女たちが周囲との絆に励まされ自己救済するはなし。 「戦うべきはいつだって、自分の心なんだよ」 「人生を救うことが出来る唯一のヒーローはいつだって自分自身だ」 クソ長い上に怒濤の伏線回収!時系列と視点が行ったり来…

『さくら、もゆ。 -as the Night's, Reincarnation-』 「柊ハル√」の感想・レビュー

二重ループギミック!お互いを助けようとしてバッドエンドを繰り返す話。 「俺が君を助ければ、未来の中で俺が死に」 「君が俺を助ければ、現在の中で君が死に」 未来を改編するためには、お互いが根底に抱える問題を解決しなければならない。 主人公くんに…

『さくら、もゆ。 -as the Night's, Reincarnation-』「夜月姫織ルート」の感想・レビュー

流産した娘を救うために自らの命を捧げた母親に、今度は娘が命を返そうとするはなし。 前半部分は姫織とほぼ関係なく、千和√の伏線であった十夜と遠矢の伏線回収。 中盤は姫織が母親へ命を返すために、母親が行った儀式の再現を行う。 終局部分で、ナナちゃ…

『さくら、もゆ。 -as the Night's, Reincarnation-』「杏藤千和シナリオ」の感想・レビュー

パパゲー。孤独に陥りやすい少女:千和を3人の父親が温かく見守る話。 千和は両親から愛されず永遠の命のための供物として育てられていた。 千和の両親はカニバリズムに走った為、殺害され、千和は孤独となる。 そんな千和を歪んだ過去を持つ三人の男たちが…

その日の獣には、大切な家族ができたのだ「深浜祈莉シナリオ」の感想・レビュー

シナリオ構造は他の2ヒロインと同じ。力を求める→悪魔契約→代償にビビる→力を返却する。 祈莉シナリオで他と異なる部分は、解約の際主人公だけでなく2ヒロインも同行すること。 これにより、ぼっちだった祈莉に仲間が出来た感を強調したつもりなのであろう(…

その日の獣には、「池貝舞雪シナリオ」の感想・レビュー

体験版と同じ内容をもう1回やっただけの焼き直しやん・・・ 偉大なる姉と比較され劣等感を抱き、自分が「からっぽ」だと感じる少女の話。 主人公への初恋を代償に悪魔と契約して「魅了」の能力を得るが途中で日和る。 結局、力を返上して初恋を実らせ、選考…

その日の獣には、「友瀬瑠奈シナリオ」の感想・レビュー

高慢な女が悪魔契約で痛い目にあって反省するはなし。 道徳の教科書を読んでいるかのようなテンプレ的な茶番みたいな感じ。 自分勝手な女が思い通りにいかずにブチ切れる姿は良く演じられていたと思う。 メーカー特性のシナリオ-ブツ切り感は健在で、アッサ…

宿星のガールフレンド2の感想・レビュー

ギャグキャラゲー。くっころ系ドイツ騎士と魔神討伐する話(※くっころはない) テンポの良いテキストとサクサク進む展開で気軽なノリでプレイできる。 勧善懲悪、友情努力勝利、大団円。最後は主人公くんが元気玉でラスボスを倒す。 生真面目だがどこか抜けて…

言の葉舞い散る夏の風鈴「夏の卒業式」(真額詞葉グランドエンド)の感想・レビュー

スランプに陥った声優が、高校での声優部の活動を糧にして再起する話。 才能だけでやってきた人材は少しのことで躓いただけでもうお先真っ暗さ。 主体的意志が無かったため踏みとどまることができず投げ出してしまうの。 しかし、それは自分を見つめ直すこと…

言の葉舞い散る夏の風鈴「菩提樹仰子」シナリオの感想・レビュー

元ホスピスで今は元気なお嬢様が、過去の友情関係を回復する話。 フラグ前は金持ち演技を克服するために主人公くんの家で庶民生活を体験する。 フラグ後は演劇部員:百合ノ木真子とのワケアリの過去が明かされていく。 しかし超絶アッサリ友情問題が解決され…

言の葉舞い散る夏の風鈴「野原ゆう」シナリオの感想・レビュー

世間に負い目のある趣味を持つ少女がそれを肯定し将来の職業として目指す話。 「秘すべき事ではあるが恥ずべき事ではない」を命題として職種に誇りを持つ。 精神的に脆いゆうは何度も挫けかけるが、その都度声優パワーで復活していく。 同系統のテーマの作品…

言の葉舞い散る夏の風鈴「百花奏」シナリオの感想・レビュー

「完成度を求めて妥協するか、理想を追い求めて挑戦するか」問題について。 声優グランプリで奏が選んだ脚本は、足を怪我した陸上少女の百合友情リハビリ物語。 足が動かない車椅子少女の奏は自己の境遇に鑑み、そのシナリオに惹かれたのだが・・・ リハビリ…

空に刻んだパラレログラム 個別シナリオの感想・レビュー

夏季2軍トーナメント優勝後の選択肢でダンスマカブルフラグを折ると個別に入れます。 個別√はオマケのようなもので、アッサリと終了します。 ダンスマカブル編と異なるご都合主義的な流れになりますが、それはそれです。 ダンスマカブル編では気合と根性で解…

時間停止と不可避な運命「東雲梓」シナリオの感想・レビュー

白亜√をクリアするとタイトル画面に梓storyと胡桃storyが現れます。 梓√は病院の慰問演芸を契機にフラグ構築が始まります。 並行世界の観測者である白亜を監督する存在が梓。 そんな梓がフラグ構築したらどうなっちゃうの?と思いますが・・・ アッサリ受肉…

時間停止と不可避な運命「柊白亜」シナリオの感想・レビュー

ホスピスの従姉が死を回避しようとしたら並行世界の観測者になっちゃう話。 瑠璃√では「世界の修正機能」を逆手に取り存在忘却を防ぎましたが・・・ 白亜√では子作り孕ませにより、腹に子を宿すことで存在忘却を打破します。 観測者から脱却しフツーの人間に…

時間停止と不可避な運命「光井瑠璃」シナリオの感想・レビュー

主人公くんのアシストで母親の束縛から解放された少女が恋心に悩むお話。フラグ構築後は白亜がメインとなり、SF要素が入った『ONE』展開です。途中から並行世界の観測者による未来の確定と世界の修復の話となります。……完全に白亜さんを未来から世界改変に来…

時間停止と不可避な運命「紅林花音」シナリオの感想・レビュー

物静かで交友関係の狭い図書委員の先輩がSF小説でデビューするはなし。ご都合主義的にあれよあれよと作家への道を歩んでいく姿を眺めるだけ。唯一のスランプが主人公くんの女友達への嫉妬により小説書けなくなったことくらい。主人公くんは小説のプロットの…

時間停止と不可避な運命「山吹ノア」シナリオの感想・レビュー

キャラゲー。超能力者だと勘違いされ拉致された主人公くんを救出する話。時間停止ができる時計を多用していたら超能力者だと勘違いされてしまった主人公くん。それ故、オカルトマニアの山吹ノアとフラグを構築できたのだが・・・その一方で海外のオカルトフ…

時間停止と不可避な運命「黒瀬桜良」シナリオの感想・レビュー

並行世界の観測者が、バッドエンドを回避させるため、主人公くんたちに間接的な干渉をしてくる話。未来から来た主人公くんの娘が、父親のBAD END回避の為、各ヒロインの√をサンプリングして並行世界観測。シナリオパターン「家族崩壊の危機を救うために未来から娘が…

夜巡る、ボクらの迷子教室「門倉りこ」シナリオの感想・レビュー

精神崩壊した教員が救済した少女に生きることを許されるはなし。 世襲系教員が母の呪縛から解放される場面が見所。 典型的な少女救済モノで脛に瑕持つワケアリ少女を救済することで欠陥のある主人公も救われるパターンだが…… 後半部分の少女から生存しても良…

ショコラ「秋島香奈子ルート」の感想・レビュー

一度終わってしまった恋が再び蘇るというおはなし。 香奈子ルートというよりも翠とチロルの活躍がひかるのですよ。 それより何よりコンフィングで香奈子さん黒スト設定ONにしとかないと強制終了とかありえないだろ。 香奈子のキャラクター表現とフラグ生成過…

ショコラ 「結城すずシナリオ」の感想・レビュー

血の繋がらない義妹のおはなし。 結城すずのキャラクター表現とフラグ生成過程 すずちんは再婚によって大介の妹になりました。今まで母子家庭で母親に放任されきた彼女は、家族の愛を求めちゃう。速攻で仲良くなった二人はいちゃいちゃするが、それはホレ、…

ショコラ「桜井真子シナリオ」の感想・レビュー

主人公がヘタレていくのを見て楽しむシナリオ。 ヘタレろ店長代理:大介!! 店長代理として親父を超えようと焦る大介。色々な企画を催したり、メディアを使ったりと新たな客層を開拓していく。だがその一方で、コーヒー一杯で粘るような単価の低い常連客は…